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開脚より「しゃがみこみ」のほうが大事!

最近、腰痛を改善したりダイエット効果を狙ったりするために、開脚するストレッチやエクササイズが人気ですよね。「いつかはペターっと開脚できるようになりたい!」と意気込む方も多いと思います。

でも、ちょっと待ってください!本当に開脚できるようになるのが健康的なのでしょうか?

実は、股関節が柔らかすぎるのも問題があります。関節が柔らかすぎるということは、関節の周りを支える力、つまり「強度」が低い状態。

これだと体が必要以上に動きやすくなり、逆に股関節や腰、膝に負担がかかりやすくなるんです。結果として、痛みを引き起こすリスクが高まってしまいます…。

実際当院には、股関節が柔らかいけど腰や膝を痛めているお客さまがいらっしゃいます。

だから、「とにかく股関節を柔らかくすればいい」というわけではありません。むしろ、開脚できるかどうかにこだわる必要は、あまりありません。

それよりも、健康や体力向上を考えるなら、もっと大事な動きがあります。それが、「しゃがみこむ」動作です。

しゃがみこむって、ただ足を曲げて体を低くするだけに見えますよね?でも、実はこの動きには股関節だけでなく、足首の柔らかさや膝の強さ、さらには背骨(脊柱)の柔軟性と背筋の力が必要なんです。

つまり、しゃがみこむ動作は体全体のバランスと力を使う、全身を連動させた動きなんです。

この「しゃがみこみ」ができるようになると、腰痛の予防になるだけでなく、全身を動かすのでダイエット効果も期待できます。そして、股関節が強くなることで将来の寝たきり防止にもつながります。

一方で、開脚できるかどうかは骨格の個人差もあるので、できなくても大丈夫です。健康的な体作りには、「しっかりしゃがみこめる」ようになる方が、はるかに大事。

ぜひ、無理のない範囲でしゃがみこむ練習を取り入れてみてくださいね!


よしもと整体院
尼崎市南塚口町7丁目35-16

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