感触トレーニング Tactile
Karen Pryor Academy ライブエピソード#5で出題されたトレーニングチャレンジの課題です。ハズバンダリートレーニングの基礎ともなる動物に触れる練習です。
初めはステーショニングから
まず、所定の位置に向かい合って立ちましょう。この時プラットフォームを使うと位置決めがしやすく、定位置に止まりやすくなります。適切な距離も取りやすいでしょう。
いろんな場所に触れてみる
まず動物の正面に立って、いろんな部位に触れてみましょう。触るたびに強化子を出します。触られると嫌がる場所は、まず手をかざすところから始めましょう。
立ち位置をかえてみる
動物は正面を向いたまま、ハンドラーは動物の側面そして背後に回ってみましょう。そして身体の後部、後ろ足を触ってみましょう。動物が位置を変えないまま、いろんな部位に触れることができる事で、診察に役に立ちます。
圧力をかけてみる
動物が不快に感じることなく触ることができるようになったら、次は少し圧力をかけてみましょう。動物に触れて少し押してみます。
道具を使う
医療器具に見立てた道具を使って触れてみましょう。初めは道具を見せるところから。そして触れる、圧力をかけてみる。手でやっていたことを道具をつかってやってみます。
保定の練習
触るだけでなく、腕の中にしっかり抱いてみましょう。これは保定の練習になります。
注意事項
決して不快感を与えない
質の高い強化子を使う
セッションは短く
常に動物が楽しく集中していること