コロナ禍におけるライブ活動及び不要不急の外出について
6月からライブ活動再開するにあたって
6月からライブ活動再開するにあたり、皆さんにお伝えしたいことをまとめておこうと思います。
これはわたしのライブだけの話ではありません。
緊急事態宣言明け、日本、世界の今後の流れが不透明な状況における、不要不急の外出についてのひとつの指針になるかと思います。
また、不要でない外出にも関係するかと思います。
あくまでわたしの意見です。ご参考にして頂ければ幸いです。
新型コロナ禍における最大の敵は、"信用の失墜"
はじめに結論をお伝えします。
いかなる時もあなたの責任において決断し、行動してください。
たとえばライブでいうなら、開催する箱も、演者も、自身の責任において決断して行動しています。
コロナ禍における日本での最大の敵は、"信用の失墜"です。
その危険性をしっかり理解したうえで、お越しください。
もしあなたがコロナにかかったとして、失うものは大きく二つです。
・健康
・信用
"健康"は勿論のこと、この"信用"を失うということは、具体的に、あなたの生活圏において…会社、学校、コミュニティで、風評を流されたり、叱責されたりなど、あなた自身の信用を失う可能性があるという事です。
ライブハウスにおいては、ライブハウスの"信用"
演者においては、演者の"信用"
それを失う可能性を知ってライブを開催しているということです。(そこまで考えてない人もいるかもしれないけど)
また、わたしはあなたの決断に対し、信用をします。
ライブに来られるという事は、以下に記載する、"コロナにかかったらご自身/ご家族を危険にさらす危険度"が低い方であり、"コロナにかかっている可能性"が低い方だと信用いたします。
そのうえで、もしライブハウスがクラスターになってしまったり、お互いがコロナにかかってしまったら、それはもうしようがないことです。
誰しも、現在、コロナにかかる可能性は等しくあります。
新型コロナに対する外出危険度チェック
コロナにかからないために一番良いのは、家から出ないことです。ですがそうもいきません。
この場合において、外出を特に気を付けて行うべき方は下記になります。
このような方はご自身、ご家族を守るためにも、不要不急に限らず、外出はできるだけ避けてください。勿論、有人ライブにくることはおすすめできません。
<外出の危険度が高い方>
①ご自身が、免疫が低い、基礎疾患を持っている、妊娠されている
②家族に乳幼児、ご老人、妊婦、免疫の低い方、基礎疾患を持っている方がいる
③病み上がりである
④発熱、喉頭痛、関節痛など、風邪の諸症状がある
⑤悪寒、喉の違和感、だるいなど、風邪の初期症状の疑いがある
⑥寝不足、疲労、下痢など、免疫が下がっていると考えられる
上記の①~⑥に該当しない方で、かつ、自分の外出によって、無症状でクラスターを発生させたり、クラスターになってしまう可能性のある場所を行き来することによる、ご自身の信用失墜の可能性を覚悟されている方のみ、ライブに限らず、不要不急の外出を楽しんでいただければと思います。
例えば、ツーリングに行ってもし事故っても、企画者を責めないし、企画者も参加者を責めないと思います。
でもバイクはそもそも危険って皆わかってて、その危険込みでツーリングに参加しますよね。
今後少なくとも、コロナが落ち着くまではそんな意識でいた方がいいのではという話です。
"信用"を失うことを受け入れているわけではない
現在の日本において、自粛警察・コロナ差別のようなことがまかり通っていることは本当に受け入れがたいことです。
また、SNSでの、発言に責任を持たない暴言、名誉毀損が、簡単に命を奪ってしまう可能性があることについても、深く考えなくてはなりません。
人それぞれの"正しさ"や"正義感"を持って、他者を断罪したり、自分が断罪されたりすることは、きっとなくなることはありません。
だからこそ、"自分の正義感が人を傷付ける可能性"を意識して、また、"他人の正義感に殺される可能性"を意識して、自身で"決意"と"覚悟"をもって行動するほかないのだと、
そして、そのあなたの決断を、わたしは信用しますと表明したく、
改めて記事にした次第です。
最初にお伝えした通り、これはライブに限った話ではありません。日常生活における、不要不急だけでない外出にも関係する話です。
是非、一度考えていただければ幸いです。
ご意見やコメントお待ちしております。