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レーシックじゃなく、オルソケラトロジーしようよ
オルソケラトロジーを全力で推したい
レーシック対象外だった(断られた)
<スペック>
裸眼視力0.05以下(9歳から矯正、15歳からコンタクト使用)
弱めの乱視
ドライアイ(涙の量が一般人の10分の1しか出てない)
夜間見えにくい、光がにじむ
昼間アスファルトがまぶしい
<問題>
ワンデーのコンタクトですら、乾くことによって目の奥が痛む
夏になると眼鏡が汗で滑って鼻と耳の部分が痛くなる
いそいそとレーシックの検査に行ったところ、見事に”対象外”の烙印を押されました。
とにかくドライアイであることが大きな理由。
ただ、レーシックの危険性や不可逆性にも実は不安を覚えてはいました。
細かくはここでは述べませんが、頭痛・めまい・見えにくさが起きる可能性があり、またそれは回復しない可能性があるとのこと。
そこで、眼医者で教えてもらったのが、オルソケラトロジーという方式。
オルソケラトロジーってなんぞや。メリット・デメリット
オルソケラトロジーとは
<オルソケラトロジーとは>
・近視・近視性乱視の方のための、手術のいらない視力矯正治療法
・日中の裸眼生活が可能
・辞めたら元の視力に戻る
・手術は必要ない、専用コンタクトレンズのみ使用
<仕組み>
・特殊な形状の高酸素透過性の専用ハードコンタクトレンズを就寝中につける
・就寝中にレンズが角膜の形を正しく変化させ、裸眼視力を矯正する
・角膜の形は一定時間維持されるので、およそ毎晩付ける必要がある
<方法>
・夜寝る前に専用コンタクトレンズをつけ、朝起きたらはずす
※出典:オルソためそ。サイト様より
オルソケラトロジーのメリット・デメリット
ここは熱を込めて説明したい。
<メリット>
・日中裸眼で過ごせる
・ハードコンタクトなので、ソフトコンタクトよりもリスクが少ない
・寝ているときにしか付けないので、日中の破損などのトラブルが少ない
・近視進行抑制効果が期待できる
・手術が必要ない
・使わなければ、元に戻る
日中裸眼で過ごせるんですよ!!!!
本当に素晴らしいです。幸せです。起き抜けも、お風呂でも、常に見えます。最高です。目も痛くないし、頭も痛くない。
また、目へのリスクは一般的なハードコンタクトと同様なので、安心です。
ちなみにソフトコンタクトでは、つけ続けて一度失明の危機に陥ったことがあります。
ソフトコンタクトは装用感が良いため、目の傷や見えにくさなどに気付きにくい傾向があり、気づいた時には慢性的な酸素不足になっていることがあります。こうなると、絶対にコンタクトをせず、メガネだけでまずは3か月目を休める必要があります。嫌でしょう?わたしはすっごく嫌でしたよ。
眼医者にはなるべくコンスタントに行くようにしましょう。
さて、次はデメリットです。
<デメリット>
①毎晩コンタクトを付ける必要がある
②ハードコンタクトかつ矯正のため形状が滑らかでないので、少しゴロゴロする
③たまに失敗して見えにくいときがある
④片目5~10万円のため、高いと感じる
⑤角膜が固すぎたり、柔らかすぎたりすると、効果が出にくい
①この「毎晩つける」ってのが嫌で、レーシックする人は多かったですね、私の周りでも。でも考えてみてください。TOPの画像にあるように、「レーシックとは健康な歯を削るようなもの」なのです。
あなたは虫歯でもない歯を削りたいですか?
どうしてもレーシックでないとダメ!となる前に、一度オルソケラトロジーをぜひ試してみてください。
②「ゴロゴロする」
これには対処法があります。
”寝る直前に、コンドロイチン系の目薬を、レンズにつけてから装着する”
これでかなり改善します。具体的な目薬は最後のほうに載せます。(マガジン)
③「失敗して見えにくいときがある」
これについては、自分の裸眼視力に対し、0.4~0.7くらい見えるようになる、度の弱めのワンデーコンタクト及び眼鏡を作成してください。(運転する人は特に)失敗しても、絶対に裸眼よりは見えているので、MAX矯正したコンタクトとかだと使いにくいです。この度の弱いレンズは何かと役に立つので、作成しておいたほうが良いです。
④「片目5~10万」
これについては、最後に具体的な安い方法を載せますが(マガジン範囲)、このレンズの耐用年数は2年くらいになります。大体ワンデーコンタクト30枚で¥2,000とすると、およそ2年で10万になります。ほぼコストは変わらないので、日中裸眼で過ごせる+眼病リスクを考えると、決して高くない、むしろお安いと考えています。ちなみにレーシックは10万~ですが、リスクが高すぎる。
(確かに眼鏡を使用するのが一番ローリスクでローコストですが、上記に書いたとおり、わたしはコンタクトも眼鏡も辛い状況だったため)
※コスパについてもオルソためそ。サイト様がわかりやすいです
⑤角膜が固すぎると、矯正痕がつかないし、柔らかすぎるとすぐに角膜がもとに戻ってしまうので、思ったように視力が矯正されないことがあります。これは眼科で試せるので(2時間~1週間)試してみたらよいです。
オルソケラトロジーのレンズの種類
日本の厚生労働省から認可を受けているオルソケラトロジーのメーカーは以下の3社のレンズです。
①アルファコーポレーション社「オルソ-K」- 国産
②テクノピア社「マイエメラルド」- 世界で多く利用されている
③東レ社「ブレスオーコレクト」- 柔らかい、対象が狭い(私が対象外だったので)
※出典:表参道眼科マニアさまより
現状ではレンズによる価格差はほぼなくなっています。わたしが使用しだした頃は、両目で20万だったのですが、大手眼科(という言い方でいいのか?)が参入してきて少し安くなってきている印象。
ちなみにとある眼科ではひとしきり検査したのちに対象外だったので、取り扱いレンズが二種以上の眼科を選ぶほうが良いかも。(わたしの行きつけ眼科は、オルソKとエメラルド取り扱ってた)
このレンズの違いっていうのは、そもそもレンズのサイズ・カーブ等を導き出すための検査方法・項目が違うとのことなので、違うレンズを使用する場合は1からまた検査が必要になります…
わたしが使用しているのがエメラルドなので、強度の近視の人はエメラルドを扱っている眼科がおすすめ。
長年使用していてわかったこと
装用年数はあながち的外れじゃない。買い替えが必要
実は、わたしのレンズ使用歴はかれこれ10年。
はじめはレンズの耐用年数ギリギリくらいでちょうど割れたり紛失したりしたため、あまり困らずに交換していたのですが、おととしの冬からどうも朝起きてコンタクトを外すと目が痛いことが増え。
はじめは冬の乾燥によるものか?と、冬の間だけ眼鏡+ワンデーで乗り切るとしていましたが、去年から春になっても治らず。
なんとなくレンズの仕様書を見たところ、耐用年数を大幅に超え、4年もレンズを使用していることがわかり、お世話になっている眼科に行って相談してみました。
どうやら、明確に測れるわけではないが、変形することがあるとのことで、まずは新しいものをつかってみて、となりました。
購入してみて、ダメそうだったら目に問題があるから、その場合は返品も可能。
結果、すこぶる装用感が改善したのです…
(ちなみに、半年は割れても交換可能、3か月は返品可能です。※眼科による)
装用前の目薬は必須
特にレンズ購入した眼科では指導されませんでしたが、別の眼科で、コンドロイチンの目薬を装用前につけることを勧められ、そちらを使っています。
これはあったほうが絶対良い。
度の弱いワンデーコンタクトと眼鏡は必須
上にも書きましたが、寝落ちなど付け忘れもあるので、絶対にあったほうが良いです。
ちなみにわたしは連続で毎晩オルソケラトロジーをしていれば、1週間くらいつけなくても元の裸眼にまで視力が落ちることはないので、元の矯正度数まで高めた眼鏡はほぼ必要なかったです。
PC作業には度が弱めのほうが使いやすいし。
ちなみにオルソケラトロジーでの矯正度数は1.2までになりますが、裸眼だからなのか、全然きつさは感じないです。不思議。
夜間の長時間運転には眼鏡を持っていく
私はもともと光に弱い見え方なので、レーシックにせよオルソケラトロジーにせよ、若干夜の運転はリスキーと感じています。
オルソケラトロジーをしていても、長時間運転する場合は、別途眼鏡を持ち歩くようにはしていました。
目を温める
目を温めると、目の乾燥を防ぐための潤滑油が出るとのことで、なんだか目の調子が悪いなと思ったら、温めるのが吉です!
お手入れは普通のハードコンタクトと同じ
別の方のnoteで見たのですが、なんかすごい面倒なお手入れを言われているらしく…
レンズによるのかもしれませんが、普通のハードコンタクトとさして変わらないお手入れで問題ありません。
わたしの使用しているエメラルドは、
・普通のO2透過ハードレンズの1液タイプの保存液(タンパク除去入り)
・ソフトコンタクトのケース使用(横並びのやつ。挟むのは変形するからダメ)
こちらで問題ありません。
4年連続装用していても、眼科から「綺麗につかってますね」と言われるくらいなので、綿棒でこするとかいらないと思う…
あと、研磨剤入りのものは使用してはだめです。
最後に
10年前にオルソケラトロジーをしてみてから、あまりの快適さに、周りの人に熱くおすすめしては来ましたが、なかなかよくわからないのと一回の値段が高いので広まらず…
今回、noteを始めたのもあり、一度まとめておこうと思い書いてみました。
以下、具体的なオススメの眼科、目薬、グッズの情報です。
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