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1歳ちょうどではちみつを食べるのはあり?なし?

2017年に1歳未満の子がはちみつを食べて、乳児ボツリヌス症で亡くなったという悲しいニュース。
時間が経てば記憶から風化するかもしれませんが、なぜ1歳未満なの?1歳ちょうどならセーフ?という曖昧な情報ではなく、正しい情報をキャッチしておきましょう。


なぜ1歳未満の子どもにはちみつを食べさせてはだめなのか?


なぜ1歳未満というラインなのか?じゃあ、1歳と1日なら大丈夫で、12か月30日なら食べてはだめなのか?

調べてみた結果、1歳未満と言われている明確な理由を見つけました。

乳児ボツリヌス症の94%は生後6ヶ月未満の赤ちゃんで、症例の最高月齢は11ヶ月の乳児です。
www.niid.go.jp

※国立感染症研究所のサイトを参照にしています。

つまり、はちみつを食べて乳児ボツリヌス症になった例は、11ヶ月の子どもが今までの中で一番年齢が高いということですね。
このようなデータがあるため、1歳未満の子どもにははちみつを食べさせてはだめということがわかりますね。


はちみつを食べてもいい可能性はある?



はちみつは栄養価が高いことで知られていますが、甘いはちみつは手軽に子どもに食べさせることができて助かりますよね。

あれも食べないこれも食べないことは子育てあるあるですが、親にとっては心配で不安にもなります。『なんとかして食べさせなくては……』と考えた末のはちみつかもしれませんが、その答えは最大の悪手です。

未熟な腸内環境ではボツリヌス菌が増えてしまい、今回のニュースのように最悪亡くなる可能性もあります。

子どもの頃はまずなんでもいいので食べることができればクリアです。野菜もお肉も食べない、でもお米だけはよく食べる。これで十分です。栄養は二の次でも大丈夫です。

何でもと書きましたが、もちろんお菓子ばかりや味の濃いものばかりなどは良くありません。ごはんを用意した中での偏食ならそこまで気にする必要もないです。

1歳未満と1歳以上の違い

1歳未満と1歳以上でそこまで大きく違うのか?疑問を持たれる方もいるかもしれませんが、子どもの成長、特に小さい頃は目まぐるしほど大きく変化します。

1ヶ月前までは立つのがやっとだった子が、1ヶ月後には歩ける。意思表示ができるようになる。自分でごはんを食べるようになる。毎日目に見えるほど成長していく姿がわかります。

もちろん子どもによって成長のスピードは違いますが、『たった1ヶ月くらいなら』とならないようにしましょう。

甘いはちみつの落とし穴にご用心

子どもも大人も好きなはちみつ。でも甘い考えで食べさせると大変なことになるので、大人がしっかり管理していきましょう。

栄養があるものや甘いものは、はちみつ以外でも補えるので、食べさせるのは1歳を過ぎてからを忘れずに。

もっと詳しく知りたい方はこちらまで
↓  ↓
はちみつは1歳ちょうどにあげてもいい?赤ちゃんが食べてはダメな理由 | よしみけの日記 (yoshimike.com)


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