元日銀マンの東大教授が植田日銀にダメ出し
渡辺努教授は元日銀マンながら正論を吐いています。そもそもインフレターゲット(物価目標)とは、景気が加熱して賃金が上昇し、消費者物価(CPI)が目標ををはるかに超えたとき、景気を冷やすため金融引き締めの政策ターゲットとなる指標です。
日本では目標の2%を超えた上昇があったものの、その太宗が海外要因、つまり、新型コロナやウクライナ戦争に起因した食料・エネルギー価格上昇に伴うものでした。それらが落ち着いてきた今、日銀は生鮮食品を除く物価見通しを24年度後半には2%台前半、25年度