②入職したら 教科書では教えてくれない、介護士のすすめ
1.入職
入職当時、あなたは緊張して強張った顔に無理矢理ムチを打ち、笑顔を作りましたか?
緊張しますよね。
未知の世界に足を踏み入れたら・・・。
周りに同期入社の職員はいましたか?
新卒だけが訪れる世界ではありません。中途採用の方が多い世界かもしれません。年齢が様々な方が、同期と呼ばれるでしょう。
入職時は、更衣室に入り施設内研修が大体の流れではないでしょうか?制服に更衣した後に、会議室などで研修を行います。
施設内の設備、ハラスメント、個人情報保護、医療分野の説明・・・などを聞き、ご利用者の方々がいるフロアへ行くことになります。
フロアを管理している職員に紹介をされ、実際に先輩職員が介助をしている様子を見学する訳です。
時間があれば、利用者されてる方々の名前を紹介してもらい、会話をと言われるかもしれませんね。
1.まずは自己紹介をしましょう。
なるべく、ハッキリとした声でゆっくりと自己紹介をして下さい。
「今日から、職員になりました〇〇です」
など相手の顔を見ながら、笑顔で言ってみて下さい。
余程の事がなければ、笑顔を返して頂けるはずです。
そこで、反応が無ければ自分の声が相手に届いてない可能性があります。
もう一度、ゆっくり繰り返して自己紹介をしてみて下さい。
2回、繰り返しても反応がない場合には、自分の自己紹介で気分を害してしまわれたかと、思わないで下さいね。
2回、繰り返しても反応がない・・・。
こちらの言葉に反応されないだけでも、様々な情報が読み取れます。
卓越した介護士の条件の一つとして、観察力が長けていることがあります。
表情一つで、どのような情報を汲み取り、想像して実践してみて下さい。
あらゆる可能性を考えながら。
自分の価値観だけの判断は、危う場面が多いのです。
選択肢を多く、決めつける事をしない人が優れた介護士と言えます。
観覧ありがとうございました。
次回は、教科書では教えてくれない、介護士のすすめ ③
名前を覚えてる重要性です。
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