フォーエバーサンタさん

今年も無事にクリスマスの朝を迎えることができてほっとしています。
うちは家族全員にプレゼントが届くので、みなそれぞれ喜んでいたようです。
昨晩のチキンとケーキもあって、ちょっと消化不良気味のお腹と心は温かく満たされています。

わが家では、4年ほど前にサンタさんバレしたのですが、クリスマスの朝のプレゼントは続いています。
長女は中学2年生までは本当にサンタさんを信じていました。親としても、いつまでサンタやらせるんねん、、って思っていたのですが、信じ続けていた大きな理由が、親にもプレゼントが来ていたこと、だったそうです。

ちなみに、なぜバレたかというと、プレゼントのレシートをテーブルの上に置き忘れていたことで発覚してしまいました。でも中学生まで信じ込ませることができたので、まったく後悔はありません!

わたしには年上のわるい姉兄がいまして、小学校1年生に上がるクリスマスに、父の書斎の机の下に隠されたプレゼントを見せられ、
「サンタさんはお父さんなんだよ」と言われたことを鮮明に覚えています。ショックというほどではなかったのですが、ちょっぴりがっかりしたことを覚えています。その隠されていたプレゼントはといえば、母の大好きな伊勢丹の包みの赤い皮の筆箱でした。

その数年後「くまのパディントン」という本に出合います。その中でもパディントンが家族みんなにクリスマスプレゼントを準備するお話が大好きで、真似をして家族全員にプレゼントを用意するようになりました。はじめは小学生でしたから、手編みのマフラーとか、お金のかからない簡単なものでしたが、それがわたしのサンタ人生の始まりとなったわけです。

高校生の頃、アメリカ留学中のホームステイ先で見た、大きなツリーの下にプレゼントがたっぷりと置かれている光景はやはりなかなかいいものでした。
やはり、くまのパディントン同様に家族や親戚たちの大プレゼント交換会が繰り広げられていました。私もリストアップをして日本からいろいろと送ってもらい、その準備をしたことを覚えています。30年以上前、Amazonとかない時代です。

さて、近年は年も取ってきて、ぶっちゃけサンタ役めんどくさいと思う気持ちもあります。みんなで買い物に行って、好きなもの買うっていうのはどう?と提案したのですが、却下されました。。やはりクリスマスの朝にプレゼントを開けたいとの要望が多かったです。

実際に今朝、みんなでプレゼントを開ける時間がつくづく幸せだな。と実感できたので疲労困憊の母も大満足です。

厳しい1年でしたが、今は時代の大きな変革の時だと思うし、この危機をテコにそうあってほしいと願っています。
そんな特別なクリスマスにサンタ役を全うできたことに感謝。
そして子どもたちと一緒に暮らす間は、クリスマスの朝を楽しみたいと思います。

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