蝉しぐれのふたり💕
紫陽花がすっかり枯れて、ちらほら萩の花が咲きはじめています。
この暑さの中、いのちを削るように鳴き続ける蝉の声が、なぜか哀れに感じる昼下がりです。
海はあいかわらず南よりの風が強く、波はかろうじてウネリのみのスモールコンディションです🏄♀️
さて。。。
「この世に悔いを持たぬ人などいないでしょうから」
はい、「蝉しぐれ」といえば藤沢周平。文四郎とお福の、哀しいまでにお互いを思いやり、それ故に別々の道を歩む決心をする「❤️のカタチ」に涙した人も多いことでしょう。
映画では、最後に、お福が「この指を覚えていますか？」と尋ねます。
「忘れようと……忘れ果てようとしても、忘れられるものではございません」と応える文四郎。
蝉しぐれの中、本堂で手をあわせるカップルのうしろ姿にキュンキュンしてる連休明けの火曜日です。
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