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やっぱり生きてるだけで丸儲けなんや。

2023年何度映画館に足を運んだんだろう。2月18日にして、5回目の今日は、『ラーゲリーより愛を込めて』を観てきた。

第二次世界大戦後、約11年間ロシアの捕虜としてシベリアで拘束されていた日本人が、死と隣り合わせにいながらも、家族を想い、仲間を想い、生きる希望を捨てずに生きた男と、必ず生きて帰ってくると信じた女の愛の物語

結論、とても感動した。感動したポイントは色々ある。

まずは、歴史的観点。
終戦後に11年も捕虜として拘束されていた人たちがいたこと。しかも、やってもいない罪を被されながら、零下40度にもなる場所で日本と連絡が取れなく、家族の安否もわからぬまま「必ず帰国できる」という希望を持ち生き続けていたこと。

仲間の存在。
自分のことだけで、いっぱいいっぱいになるところを、仲間が元気づけるためには、どうすればいいのか。支え合うと言うよりも、慈悲の心を持つ人が存在したこと。
そして、人間は一人では生きていけないけど、共に同じ経験をした仲間がいることは支えにもなり、人を強くするということ。

命について。
離れていても生きていると信じ、会いたい家族がいるからこそ、「生きる、生きたい」とい力が湧き出る。でも、本来は「生きている」だけで、希望があるということ。

まさに、さんまさんがよく言っている、『生きているだけで丸儲け』なんだと、改めて思わされた映画でした。

特に今、病気を患っているからこそ、「命」、「生きる」ということに敏感なのかもしれないけど、「生きてる」ってだけで、なんでもできるし、できないことはないんだ。と映画を見ながら考えていました。

だからこそ、生きることを諦めずに、病気とも向き合って、昔の人たちが繋げてくれた命を無駄にせずに、生きるぞー!!!!と心に明るい灯がともりました。

ぜひ、興味がある人は見てみてね!

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