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好きじゃなかった人たちを好きになる法則

緊急入院も明日でおわる!!!退院だ!先ほど久しぶりにシャワーも浴びて、気分爽快!シャバに出られるってやつですね。大げさだけど、こんな気持ち。

まだまだ病院ではコロナ対策も続いていて、面会は一切NG。だから、外からの風が病棟まで入ってこない。コロナ前に入院をしたことがないからわからないけど、もっと人の出入りがあって、少なからず風通しがあったんじゃないのかな。

部屋の窓は開くけど、いろんなことを考慮されてか、完全には開かない窓。10センチぐらいが申し訳なさ程度に開いてくれる。そこから入ってくる風を感じるのが、至福のひとときだった。

と書いていたら、夕飯が運ばれてきて、食べて、Netflix見てたら眠くなってきたってやつね。。。

でも、これだけは退院する前に言わせて!

『病院が大っ嫌いやった!先生も、看護師さんも好きじゃなかった!(ごめん)でもね、今は大好きや!』

病気になる前は、めったに病院なんて行かなかった。行っても不妊治療の病院と、花粉症の病院ぐらい。ま、不妊治療の病院は、病院で、ちょっと物申したいことがあるから、あれやけど。

大病院なんて行ったことなかったし、だからドラマとか本とかの影響なんかなあ・・・・・・。いい印象がなくて・・・・・・。

そんなことありませんか?

なんか、偉そうにしちゃってさ。見くだしてるでしょ。わたしのこと!って思ったり、
大変なんわかるけど、気にかけてくれませんかあーこっちのこと!って、

勝手にお医者さんや看護師さんのイメージをつくりあげて、弱みを見せたらあかん!って思ってた。

でも、実際に中に入ってみると、そんなことは全くなくて(全くはいいすぎた・・・・・・。たまに、おい!ってツッコミたくなる人もいるし)、なんで、みんな他人にこんなに優しくできるの?気遣ってくれるの?ってぐらい、心優しい。

今日も朝からわたしに関わってくれた病院内の人、何人いるやろうって数えたら、15、6人もいた。

先生、看護師さんだけじゃなくて、栄養士さん、薬剤師さん、掃除のおばちゃんなども合わせてね。

その人たちが、「大丈夫ですか?気分悪くないですか?変わったことない?今掃除させてもらうね。早く退院できるといいね。」って声をかけてくれる。

え?なに、みんないい人やねんけど。って心をときめかさずにはいられない。

でも、こうやって、好きじゃなかった人たちを好きになれることには、病院のことだけに関わらず、共通点があるなって思った。

それは、尊敬 できた時に、人に対する印象や気持ちが変わるんじゃないかなと考えた。

約3年ほど病院の人たちと関わらせてもらっていて、毎回病院に来るたびに、頭が上がらない。

わたしの担当医は朝7時前には病院にきて、病室の見回りに来てくれたり、休む間も惜しんで働いているということが伝わってくる。

看護師さんたちも、夜勤があったり、寝たきりの人のお世話をしたり、汚いものを片付けてくれたり、ものすごい重労働を行なっているうえで、優しい言葉をかけてくれている。

そういう姿を見て、絶対にわたしにはできないことだなって思うし、心から尊敬の念を抱いていった。

だから今は、何があっても悪くは言えない。
(あ、嫌なことがあったら、ちゃんと伝えますけども。笑)だからといって、嫌いになるわけではないから。

まだまだお世話になるだろうし、みんなのいいところをどんどん見つけて、もっと好きになっていきたいと感じた、今回の入院生活でした。

今日も夜勤をしてくれる先生や看護師さん、警護の方もいる。安心して眠れる場所を提供してくれてありがとう。

おやすみなさい。

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