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美しいものが必ずしも人に感動を与えるものでもない

日頃私が感じていることを、みなさんとシェアしたいと思います。

実は私、子供の頃からピアノを習い、音大で専門的に声楽を学びました。
母の影響で絵画を(特に日本画)をみる機会があり、大人になった今でも
美術館で絵画を鑑賞するのの大好きです。

一番最初のnoteにも書きましたが、本嫌いだった子供時代を経て
大学時代に乱読を始めたことから本を読む習慣ができました。

その後、ビジネス書や心理学の本、小説などジャンル問わず読んでいます。

と、前置きが長くなりましたが、ここから本題です。
作家、音楽家、画家に共通して言えることがあります。
わかりますか?(考えてみてください)


まぁ、音楽家の場合は作曲者が残したものを演奏するので
人様の作品に命を吹き込んでいることになってしまいますが

無から有を生み出している
と言えるのではないでしょうか?

このnote界隈で記事を書いているあなたも
無から有を生み出している尊敬されるべき
存在なので自信持ってください!


よくネットで見かける「あの人の作品好き・嫌い」という
批評に良く似た感想。あれが生まれるのは仕方ないです。

無から有を生み出している人たちって、自分の感情に従って
作品なり演奏をしているわけで、全ての聴衆や鑑賞者が
「素晴らしい作品だ!演奏だ!」とはなりませんよね?

なので、作品や演奏を受ける側の「感情」というメーターに
ピピピピ!って反応したものだけが「素晴らしい!大好きだわ」
に変換されていくのでしょうね。

ただ、美しいと感じられるものはつまんない

事実、上のような現実もあるのです。

私はピアノを弾くので演奏に例えますが。どんなに美しい音色で
ミス一つなく、まるでお手本のような演奏だとしても、人の心の
奥深い場所にまでは届かないのです。感動しないんです。

「あぁ、綺麗な演奏だったね」で終わるんです。

人間くさい部分が見え隠れしないと
人って心が動かないのではないかな?と。

読んだり聴いたり、見たりする人たちが、心揺さぶられて
涙流すようなものが感情を動かされるのかもしれないです。


私は文章書くことが好きなオタクで変態なので
この感性を受け取ってくださる方に届けばいいなと。
そんな気持ちで書いています。

美しいものを嫌いな人はいないけれど、
やっぱりどこか尖っていて個性強めがいいなと思います。

これは、あくまでも私一個人が感じたことを
文字に乗せて表現しているだけですので、
感じ方は人、それぞれでいい。

それが表現するってことだと思うから。

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