理想的な自分になれない絶望から自分らしく生きていく希望を見出す方法
どう頑張っても理想的な自分にはなれないとき、自分の人生が終わったような絶望感を抱くかもしれません。
でもそんな時こそ、自分らしい生き方が見えてくるものです。
私の感覚では、女性の場合30歳前後、男性の場合35歳前後で「あれ?理想的な自分にはなれないのかも」と気付き始めるような気がします。
そもそも理想的な自分とは、親からの期待や周りにいた友達などと共有してきた理想も含まれているので、自分の本来持つ特徴を若干無視して作られているところがあります。
若い時の体力と勢いで理想的な自分に近づいたとしても、どこかで無理が生じてくものです。
無理が生じて心や体や人間関係や仕事などに問題が起きたタイミングが、理想的な自分にはなれないと絶望感を抱きながら納得せざるを得ない時なんだと思います。
問題なのは、そのタイミングでこれからどうやって生きたらいいのか分からなくなることです。
完全に人生の迷子になります。
ビックリするくらい自分にとっての幸せも、喜びも、やりがいも一回全部分からなくなります。
人生の答えを探すために自分探しの旅に出るのもいいのですが、旅に出る前に考えてみてほしいことがあります。
それは、小さな頃なにが好きだったかな?ということです。
小学校に上がる前くらいの小さな頃に好きだったこと、夢中になっていたことをぜひ思い出してみてください。
そこに本来の自分らしさが詰まっています。
大人になった今、もう一度子どもの頃に好きだったことや夢中になっていたことを試しにまたやってみると、自分の本来持つ特徴や性質が見えてきます。
また自分が心地良く感じる人との付き合い方や、有意義な時間の使い方も小さな頃の自分が教えてくれるはずです。
理想的な自分にはなれないと絶望した時は、自分らしく楽しく生きていける最大のチャンスが来たと思ってみてください。
チャンスが来た時点で、これからの人生はもっと楽しく面白くなっていきます。
それは決定事項ですからね。