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空腹は悪という思い込みから、愛情やお金が足りないと不安になる理由が見えてきた

先日10時から14時頃まで外出する予定があり、空腹を避けるためにお昼ご飯を食べる時間をどう確保するか迷っていました。

「家を出る10時に食べるのは早すぎる。でも帰宅する14時まで食べないのはよくないよな…。どうしよう…」

そんなことを悩んでいたら、ふとお腹を空かせることは悪いことなのか?という疑問が湧いたのです。

私は育ち盛りの子どもでも、筋肉量を維持しないといけないアスリートでもありません。

空腹になってはいけない体質でもないし、皮下脂肪もちゃんと(ちょっと多めに)あります。

それなのに!

「お腹が空いたらどうしよう…」と心配していました。

これ、絶対に母の影響なんです。

母の口癖は「ちゃんと食べないと!」「とりあえず食べないと!」「お腹空いてちゃだめよ」の3つです。

とにかく食いしん坊で食べることが大好きな人なので、母にとって空腹は悪い状態と認識されています。

私も母の考えをちゃんと受け継いでいたようです。

そんな『空腹は悪い状態』という思い込みを持っていたらお腹が空いても何も問題がないのに、空腹でいる時間は腸を休ませるために必要だとも最近は言われているのに、「お腹が空いたらどうしよう」と心配になるはずです。


空腹のことをあれこれ考えていたら、お金や愛情も同じなのかもしれないと思うようになりました。

お金に関しては毎月○○万円稼いでいないといけないとか、○○万円貯蓄しないといけないというのも、誰かの意見をそのまま受け入れているだけのことが多くあります。

その意見に従えないから、お金が足りないことに不安を感じるようになっているのかもしれません。

本当はもっと少ない金額でいい場合もきっとありますよね。

自分に合ったお金との付き合い方を知ると、必要以上の我慢や頑張りや焦りを手放していけるように思います。


また愛情に関しても同じで、愛情が足りない!と感じる時は、誰かが言った「パートナーからこんなことをされていないと愛されていない証拠!」みたいな意見をそのまま受け入れているのだけかもしれません。

パートナーから愛情が足りないような気がしていても、よく考えたら愛情たっぷりのサプライズや花束や山ほどのスキンシップはそもそも欲しくない場合だってあるんじゃないでしょうか。


空腹・お金・愛情から共通して見えてくることは、足りない!と感じていたとしても、足す必要がない場合が多いということです。

足りないことが問題と感じていたら「もう十分に足りているのかも」と思ってみるだけで、足りていないという勘違いから解放されて、焦りや必要以上の頑張りが消えてなくなるように思います。



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