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モンゴルからイギリスへ

先週、5年間の月日をともにしたモンゴルに
別れを告げ、イギリスへ戻ってまいりました。

チンギスハーン空港までは、友人の
あらいさんが愛車で送ってくれて、

なんと、お決まりの空港送迎ルートは通らずに
広大な草原を突っ走ってくれたという
ウレシイおまけ付き!

モンゴル最大のお祭り、ナーダムの競馬に
出場する少年たちが、本番に向けて馬を駆る
勇姿を、最後の最後に拝めたのですよ。

果てしなく広がるモンゴルの草原。
この雄大さは、機上からの眺めも圧巻で。

このモンゴルの大地と天空から、
私はどれだけのエネルギーを
享受してきたのだろう。

厳しい極寒の地にあるからなのか、その大地に
脈打つ力強さは、私のお腹の底にマグマの
ように煮えたぎる赤いエネルギーの火をつけて
くれていた。

そんな感覚なんです。

北京での乗り換えを経て
11時間のフライトのあと、
上空から見えてきたイギリス。

緑のパッチワーク。

農耕文化だなと思った。

人が手を入れて耕す文化。
整然と土地が区分されている。

なだらかな稜線を描きながら
延々と続いていたモンゴルの大地とは
対照的な姿。

イギリスに住むのは4回目。
短い滞在を入れたら、渡航歴は
数知れず。

でも、今回、緑のパッチワークを
農耕文化の象徴だと気づけたのは、

モンゴルの遊牧文化を経験したおかげです。

タンザニアで2年間、モンゴルで5年間、
計7年ぶりに戻ってきたイギリス。

ここから新たな発信をしていきます。

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