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ベルリンギングをはしごする!

イギリスへ戻ってきてから始めた
教会の鐘鳴らし、ベルリンギング。


昨日はなんと
’ベルリンギングをはしごする一日ツアー’
に初参加!


文字通り、イギリス各地にある教会の鐘を
鳴らしに、次から次へと教会を訪ねていく
日帰りの旅です。


イギリス国内、鐘のある教会の数は、
なんと5,000近くもあるそうで。


ベルリンガーたちは、それらをどんどん訪ねて
いって、自分が訪ねた教会リストを増やして
いくのが楽しみなんだそうですよ。


でも、理由はそれだけではないんですって。


大半の教会は、こじんまりとした小さな村に
点在。よほどのことがないかぎり、その土地を
訪れる理由はまずないというような場所。


このエクスカーションは、そんな知る人ぞ知る
穴場を訪ねられる絶好の機会でもあるそうです。


イングランドのカントリーサイド。
公共交通機関はありません。


車一台かろうじて通れる森の道が
緑の迷路のように、うねうねと
続いています。


運転してくれたトムさん、よく道を
間違わないねと感心するほど、
似た景色が広がっています。


そんな中、ポツンとあらわれる森の中の教会。


色づいた秋の景色に静かにたたずむその姿。
あぁ、絵になるんだなぁ!


森の妖精、絶対いるわ。


そこで鐘を鳴らして、その音を天へ、
森へ、村へと響かせるんです。


絶え間なくロープを引く動作は、なかなかの
エクササイズにもなり、
その響き渡る音色には心が癒されます。


崇高なアクティビティなんだな、これが。


その音色を奏でている教会の装飾、
まわりのイングリッシュガーデン、
小洒落た町並み。


とっておきの穴場とも言える‘Hidden gems’
の光景が次から次へとあらわれ、
私の口は半ば開いたままで


わぁ。。。とため息つきまくり。


20年も30年もベルリンギングをやっている
超ベテランの中で、私ひとりが2ヶ月の初心者、
そして日本人。


でも「ヨシ、おいで!次、やるよ!」と
温かく指導してくれるみなさん。


ありがたいよ。


6カ所もの教会を’はしご’した一日。
夜はもうトロトロに眠くて、
子どものように8時に眠りにつきました。


イングランドの秋。
紅葉と教会。
絵になる光景がここかしこに溢れています。

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