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育児しながら会社をはじめて3ヶ月、デザインの学習サービスをローンチしました

#育児 #子育て #働き方

育児をしながらシリーズ、前回までは「フリーランス」でしたが、2019年4月に会社を作ったので「育児しながら会社をはじめて」シリーズとなりました。

はじめましての人も多そうなので、改めて自己紹介から。こんにちはこんにちは!!小島芳樹(コジマヨシキ)と申します。小島よしおとは1文字違いです。同姓同名の演歌歌手の方がいらっしゃるようですが、SEOでは僕のほうが上です。

経歴です。20代前半は役者を目指していたのですがあえなく断念、25歳でWebデザイナーになりました。

gloopsというソーシャルゲームの会社でWebデザイナーとして新規のゲーム立ち上げを経験し、ソシャゲバブルがはじけて退社。

そのあとGoodpatchという会社にフロントエンドエンジニアとして入社したものの、たまたまWebの案件が途切れてスマホアプリのディレクターに。受託の案件をやったり、大学に行ったこともないのに大学生向けのサマーインターンシップの立ち上げをしたり、UI Crunchというイベントの立ち上げなどもやりました。そして次の会社に誘われて退社。

次に入った会社はトレタという飲食店の予約システムを提供している会社で、事業開発という部署に。担当したのは新規事業のPM。その後、新規事業の担当から離れてマーケティングの部署でWebマーケ担当に。

そんな中、奥さんが妊娠をしました。実は奥さん、見た目に反して(?)めっちゃバリキャリで、どうやらとある会社の偉い人らしく、産休・育休なんて取れないという状況。はて、困った…。旦那が育休 or 専業主夫?と悩んだ結果、退社。

全く仕事をしないというわけにもいかなかったので、フリーランスとしていくつかの案件を受けながら1年ほど育児と仕事の両立に挑みました。受託制作や、今や生徒数1万人を超えるN高等学校のWebデザインのカリキュラム制作・授業などをやらせていただきました。

そして2019年4月、ずっとやりたかった事業をやるために法人を設立し、今日に至るという感じです。現在も昼間は自宅で子供を見ながら仕事をしています。

子育てについて

2018年3月末に子供が生まれ、1年と3ヶ月がたちました。最近娘が「パパ」という言葉を何となく発しています。だいすきなのはボーロです。狂ったようにボーロを食べています。好き嫌いもなく、病気もしないので大変助かっています。

去年保育園に入れるか検討したのですが、結局入りませんでした。申込みもしていません。僕が住んでいる中野区は保育園不足が解消しつつあり、おそらく場所をそんなに選ばなければほぼ確実に入れたでしょう。ただ家に一緒にいて何とか仕事が出来てしまっているので、わざわざ入れなくてもいいのでは?という感じだったので必要なしと判断しました。

そのかわり週1でシッターさんにお願いをしています。打ち合わせなどはそういった日に集中させています。

あと最近、週1で児童館に行っています。児童館、知ってますか?おそらく結構育児に積極的なパパでも利用した方は少ないのではないでしょうか。ママしかいないです。ホントに。毎回10〜20組ぐらいの親子とお会いするのですが、パパが来ているのを見たことはありません。最初はめっちゃビビリながら行ってたんですが、何度か行くうちに打ち解けた(と勝手に思っている)ようです。「俺は積極的に育児に参加する」と思っている人は、有休をとってでも一度はチャレンジすべきです。素晴らしいサービスが無料で受けられます(この話はまた何か別の機会に書きます)

会社を作りました

2019年4月1日、chot Inc.(ちょっと株式会社)を設立しました。といってもキラキラオフィスがあるわけでもなく、相変わらず自宅で仕事をしています。

会社ではフリーランスでやっていた仕事(制作やN高)を引き継ぎつつ、自社オリジナルのウェブサービスの開発をやっています。

ただ単にウェブサービスをやっていきたいだけなら、個人事業で売上が伸びたら法人化という手段もあったのですが、様々な企業ともう少し深くお付き合いさせていただくには法人化をしておいたほうが良さそうということで、会社を設立しました。

chot.designというサービスをローンチしました

chot Inc.にとって初のサービスとなる「chot.design」というサービスを7月1日にローンチしました。

ちょうど1年ほど前から構想を描き、昨年末ぐらいから開発に着手。実は開発自体は4月頃に一旦落ち着いていて、サイト自体は公開しながらコンテンツの拡充を進めていました。

サービスのコンセプトは「ちょっとずつ学べる、デザイン学習サービス」です。Webデザイン・UI/UXデザイン・グラフィックデザインなどを細切れの1本5〜10分ほどで読めるカリキュラムにして提供しています。現時点で提供しているカリキュラムは170本以上、毎月30〜50本を追加予定です。そしてこれらを全て無料で公開しています。

おかげさまでローンチ初日からTwitterなどで沢山の方が話題にしてくれたこともあり、予想を上回る会員登録がありました。ユーザーの皆様、本当にありがとうございます。

引き続き、カリキュラムの追加ももちろんですが、サービスの改善、そして新機能のリリースを行っていきます。さきほども述べたとおり、現在公開されている機能は4月時点で出来ていたもので、実は新機能の実装がいくつも終わっていて、あとはちょっとブラッシュアップするだけという段階に来ています。なのでとりあえず年内は毎月のようにリリースがあるという感じになると思います。お楽しみに!

なんで無料なの?マネタイズは?という質問について

周囲の方からは「なんで無料?」「マネタイズどうするの?」という質問をたびたび頂いております。ホント、そのとおりです。お金がないと事業は続けられません。

これについては現段階では「内緒」とさせてください。もちろん僕らに投資をしてくださるというステークホルダーになり得る方や、何かしらビジネス上でアライアンスを組むような場合はきちんと説明させていただくのですが。「内緒」です。

ただこれではユーザーの皆様に不安を与えてしまうかなと思うので、2点だけお伝えしておきます。

まずユーザーの皆様からお金をいただく予定はありません。途中から有料に突然切り替わるんじゃないかという質問などいただきましたが、これはありません。もしユーザーの皆様からお金をいただく機会があるとしたら「広告を非表示にする」とか「超プレミアコンテンツが見れる」「イベントに参加できる」みたいなことだと思います。でもあんまりここで儲けたいと思っているわけではないです。

じゃあお金取らないでちゃんと続けられんの?ということになりますが、今は受託制作・コンサルティングなどの売上があったり、かなり低コストで運営できているので、会社全体としてみればギリギリ黒字ぐらいです。

もちろんケチケチせず、使いべきところにはどんどん投資します。引き続きどこよりも充実した学習サービスを目指してがんばりますので、ユーザーの皆様には安心してご利用いただきたいと思います。

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さて、引き続き子育て・起業の両立頑張っていきたいと思います。ギリギリ黒字とはいえ、綱渡り状態であることは間違いありません(笑)このnoteを読んで「かわいそうなやつだw」と思ったらサポートをポチっていただけるとありがたいです。おそらく娘のボーロ代になるでしょう。よろしくおねがいします!

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Yoshiki Kojima / chot Inc.
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