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育児しながらフリーランスをはじめて1年たちました

#育児 #子育て #働き方

2018年3月末に子供が生まれ、4月末に会社員を辞めて、5月からフリーランスになって1年が経ちました。子供はよちよち歩きをしたり、名前を呼ぶと「はーい!」と答えるようになりました。

相変わらず奥さんは忙しそうにしていて、今度はミャンマーに出張に行くそうです。また何日かワンオペです。

独立後の仕事について

あまり大きな変化はなく、この半年ほどはうちにほとんど引きこもって、Webデザインの教材制作や、お手伝いしているクライアント様の新しいサイトのデザインをやったりしていました。

週に1回はシッターさんに子供を預けて、クライアント先のミーティングに行ったり、N高の授業の収録に行ったりしています。

子育てについて

ついに1歳になりました。少し歩いたり、しゃべったりするようになってきました。もう赤ん坊じゃなくて子供って感じです。

たくさん食べてよく寝てくれるおかげで、毎日健康に過ごしていたのですが、GW中に39度の熱が出てしまい、救急病院に連れて行きました。休み中だったのが不幸中の幸いというべきなのか。きっと今後、何度もこういう場面に遭遇するんだろうなと改めて思いました。

子育てしながらフリーランスは正解だったのか?

子供が生まれる前後は、育休をしてサラリーマンを続けるか、独立して育児と仕事を両立するかとても悩みました。僕の場合は結果的に独立して正解でした。

・子供とたくさん一緒に過ごせた
・やりたい仕事ができた
・収入が上がった

外出が減ったり、本を読んだり勉強する時間が減ってしまったということはあったんですが、僕は上の3つのことが達成できたので120%正解だったなと思っています。

仕事をくださっているクライアントの皆様に、元気な子供に、そして僕の勝手に付き合ってくれる奥さんに感謝です。

最近のフリーランスを目指す人たちについて思うこと

働き方改革やそのほかもろもろの要因で、フリーランスの人口が増えているのは皆さんもご存知かと思います。僕自身もその流れに乗っかった1人で、おかげさまで仕事と子育てを充実した形で行うことができています。

しかし最近、エンジニアやデザイナーとしてフリーランスを目指す方を見ていて、違和感を感じています。

例えば未経験からフリーランスになろう、みたいなWebスクールの広告をよく見かけるようになりました。ほんの少しPhotoshopが触れれば、クラウドソーシングに出ているような案件をこなすこともできるのかもしれません。ただ長期的なキャリアプランで考えると少し厳しいんじゃないかなぁ?という気がしてしまいます。

またフリーランスになる目的が、技術でより上のキャリアを目指すというより、時間や場所に縛られずに働きたいということになっている人が結構いるんじゃないでしょうか?今、フリーランスとしてそれなりに自由に活動できている人は少なくとも若い頃に人並み以上に努力を積み重ねています。きっと寝ないで制作をしたり、理不尽なクライアントに振り回されたこともあったでしょう。フリーランスになったからといってそう簡単に自由になれるわけではありません。お客さんがいなくて、もしくは技術が足りずに、納期を守れなくて、お金に苦しんでいる方も結構います。

フリーランスを目指そうと言ってくる人たち(スクールやフリーランスの斡旋をしているエージェントなど)は、積極的にデメリットを教えてはくれません。フリーランスになれば社会的な保証も会社員に比べると一気に減ります。そういう現実を、フリーランスを目指している人たちには知ってほしいなーと思ったりしています。

ま、こういう考えがもう古いのかもしれません。僕も33歳になってしまったので、おっさんのぼやきにも見えます。

フリーランスはやめました

さて。いろいろ思うところがあって、今年の3月末でフリーランスとしての活動は終了しました。4月から会社を作って、これまでの仕事はそちらで受けつつ、他にもいろいろと模索しているところです。

これからは育児と会社経営の両立を目指します。キラキラスタートアップにはなれなそうなので、泥臭い零細企業としてしぶとく生き抜いていきたいと思います。

一応、求人を出してます。ご興味ありましたら連絡ください。


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Yoshiki Kojima / chot Inc.
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