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劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!! 観た人マクロスピードで集まれ!!!!!!

※ネタバレは極力しないつもりだけれど、印象に残ったあのシーンやこのシーンの話を出しているので、知りたくない人は今すぐデフォールドするんだっ!!!!!!

劇場版観たよ、そうそうそのシーン気になった気になったwwwwと、キャッキャウフフしたい人はコメント欄などで遊んでいってね。

まずはさらりと感想だよ!!!!!!

まずはTwitterで投稿した感想を。
映画を観た直後に書いたものだから、興奮そのままパッケージングしてます。

今作は、過去作の登場人物が出てきたり、重要キーワードに懐かしの艦の名前が出てきたりと、マクロス40周年の歴史を感じさせる、マクロスシリーズにとっても、マクロスΔにとっても、総決算的なストーリーや構成だったと感じている。

マクロスシリーズとしての総決算的なポイント
マクロスFの劇場版にイサムが出てきたときの、うぉぉおおおお!!感というか、なんかそういう気持ちを感じさせるシーンがてんこ盛りで、往年のファンとってはサービス満点。詳細は次の項で語ろうと思うけど、とにかくサービス満点だった。
そりゃ、こんなサービスは滅多にしないんだからねっ!と赤騎士さまもおっしゃるわけです。

マクロスΔとしての総決算的なポイント
TVシリーズから感じさせていた、フレイアとハヤテの恋の終着点。
ミラージュのヒロインとしてのキャラと存在感の薄さ。
星間における文化の違いの受容(これはマクロスシリーズにおけるテーマでもあると思う)
登場人物の気持ちの落とし所 などなど…

TVシリーズではボヤッとしていたところ、描き方が弱く放置されていたところ、そんな消化不良を起こしていた部分が、今回の劇場版でスッキリときっかりと整理され、描き出されていた。
まるで便秘が解消したみたいな気分。
身も心も軽くなっていくような感覚すらあった。

TVシリーズは全て、この劇場版の前振りだったのではないか。
そう思う方がしっくりくるぐらい、見事にオチをつけていった。

特に「恋の終着点」については、ウィンダミア人の平均寿命からしても、力を使い続けたフレイアの結晶化からしても、悲恋の物語にしかたどり着けない、そんな状況をどう救いのある物語にするのかを見事に描き切った。

ハヤテが赤ん坊を抱いて、フレイアに寄り添う場面なんかは、出産シーン連想させる気満々やんけ河森さんwwwと笑ってしまったけれど、同時に「ああ、終わっていくんだ」と感慨を感じ始めさせ、ルンの花がまるでリンゴの白い花みたいだと2人で話す場面では感慨をピークに持っていき「本当に終わってしまう」と号泣に繋げやがった。

思い出しながら書いてるだけで涙が出るわ。
ほら、これ聴いて、みんなも泣け。

ワルキューレはめっちゃ好き、TVシリーズはそれほど楽しめなかった。
それが今作では、ワルキューレはもちろん最高!!!!!! 曲もかっけえ!!!!!! バルキリーのアクロバットも空中サーカスも最&高!!!!!! デルタの作品としてのマイナスポイントが逆にプラスに転じるくらいの出来!!!!!!
まさに逆転満塁ホームランをぶちかましてくれたと思っている。

ゴリゴリ印象に残ったシーンの話だよ!!!!!!

それでは少し踏み込んで。
総決算的シーンを総決算していこう!!!!!!

とにかくマックスがゴリゴリかっこいい!!!!!!
まずはこれを語らずに何を語ろうか。
天才・マックスの登場ですよ!
ケイオスのいち艦長として登場した時は、「お、おお、おおおおおおおお!」ってなった。なんかガッツポーズしてた。
YF-29でVF-31を上回る強さを発揮するところなんかは、やっぱり天才。
帽子をアラド隊長に預けて出撃する場面、ハヤテに背中は任せろと言った場面は濡れたね。
また話の構成としては、マックスを登場させることでミラージュにしっかりとスポットを当て、花を持たせる役回りも。
この人なくして本作は語れません。

ミラージュに花。ヒロインとしての開花。
TVシリーズでは、存在感薄かったミラージュにしっかりとスポットが当たる。恋でも、戦闘でも、だ。
え、もう恋なんて遠い昔に終わってんじゃん。なんてぬかすんじゃないよ?
終わった恋も恋なんだ。終わったからって、なかったことにはならない。
しっかりと終わったからこそ伝えるべきメッセージというものが生まれてくるんだよ。
特にフレイアとハヤテには言っておかなきゃいけないことがあるんだ。
さすがは天才・マックスの孫。しっかりと背中を押して、決めさせたんだぜ。恋でも。戦闘でも。
ちなみに僕はミラージュ派でした。

多分オマージュ?古いキャラデのオペレーター

マックス艦のオペレーターがあえて古いデザインにされていて、初代マクロスを見ている気分を味わえた。
特にセンターに座っていたオペレーターは美沙を思わせるキャラデザインで、モニターに顔が大写しされたシーンでは血縁者なのか?と疑ってしまった。というか今も疑っている。
こういう点も40周年という積み重なった歴史があるから出来る遊びだよね。
オマージュしたサービスカットがあるのもマクロス映画ぽくて好き。

力を貸して、メッサーくん
からのGIRAFFE BLUES。

会えなくなってからでは遅いんだよ。とハヤテに諭したカナメさん。
メッサ―くんの欠片がカナメさんの胸に突き刺さって抜けない。
哀しみの影がカナメさんの魅力だよね。
フレイア不在の中、始まる戦闘。
センターに立つのはカナメさん。
「力を貸して、メッサ―くん」
そう呟いて歌い始めたGIRAFFE BLUES。
フラッシュバックして重なる回想がますます涙を誘った。
そんな僕はミラージュ派です泣

バルキリーのアクロバットとワルキューレの圧倒的歌のパワー
板野サーカスの胸躍る感じは何なんだろうね。
しかも、そこにワルキューレの圧倒的歌唱力、いちいちおしゃれなミュージックがのっかって、映像にリズムと勢いをますますつけていく。
こんなに押し切られたら、勝手に涙が流れますよ。
泣いてるのに目を逸らさず、睨みつけるように映像に見入った。
やっぱりこの楽曲とのリンク、親和性の異常なまでの高さがマクロス最高の魅力。
戦闘機の空中サーカスという利点を活かしまくった演出だと思う。

ラストバトルでは劇場版恒例のメドレーも。

この辺りのかっけえソングが入っていた気がするけど、どうだったかしら。
映像の迫力が押し寄せてきて、圧倒されていて、あまり覚えてらんなかった…「Absolute 5」はありました?
これは何度か観に行って、サントラを手に入れるしかなさそうですね。

40年で大人になった僕たち。子どもと観に行っても安心なマクロス仕様

ラストバトルでルンの花が咲き、みんなが一斉に歌い始めたところはプリキュアのミラクルライト演出を感じさせた。
是非、マックスが「みんなで歌うんだ!キラッ!」とはっちゃける新規カットを追加していただき、ライトを振りながらみんなで歌う応援上映をやってほしい。
ご時世的に難しいのはわかっているけれど、そこはもうワクチンライブってことでご容赦いただきたい。

番外編
ワクチンライブと書いていて気付いたけど、マクロスシリーズのすごいところは、時代性にフィットしたストーリー作り(その時流行っていたトレンディドラマの形式を採用したり、時代に応じたアイドルの変容だったり)だったのが、デルタについてはワクチンだとか「生きる」ことに対しての意識変容という時代性に偶然ながら結びついた。
そうやって考えていくと面白いよね。
この辺も思考に交えたうえで、「楽曲との親和性」とも絡めて、別記事を書いてみたいと思います。興味があったらまた覗きに来てくださいね!!!!!!
フォローもよろしくな!!!!!!
(よろしくな!というか、是非お願いします。ほんとにほんとに。)

もう一回観に行こうぜ!!!!!! 絶対LIVE!!!!!!

挙げ始めたらキリがない、「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!」のみどころ。
正直一回見ただけではうろ覚えなところもあるし、見逃しもあると思う。
気付いてなかったりね。
昨日の夜、レイトショーで観に行ったんだけど、未だ興奮冷めやりません。
ワルキューレには前々から心動かされていたけれど、まさか、デルタ本編にここまで心動かされるとは、よもやよもやです。

めちゃくちゃ興奮できる作品。あの迫力は映画館ならではだろうし、来週になると特典が変わるみたいなので、せっかくならもう一回観に行きたいと思います。
そこのあなたも行くのですよ? いいですね?

最後に、お前たちのオススメシーンを言ってっけー!

「俺の歌を聞けー!」と「もってっけー」が混ざってしまった。

失敬。

上でも言ったように、もう一度観に行こうと思うので、不運にもこの記事に立ち寄ってしまった人たちは、コメント欄に印象に残ったシーンや「おいおい、このシーンの話、してねえのかよ」といったシーンをおいってっけー!
もとい、書いていってください。お願いします。
非常にはかどりますゆえ。

それでは、この辺で。

劇場へ!!!!!! 突撃ラブハート!!!!!!

イントロで泣けるわ……

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