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ChatGPT 4o による造形創作活動における活用方法は自己分析でだった(プロンプトを投げかけてもらうwww)

ChatGPTを使って文章表現の創作活動

を行っている方は多いかと思います。ですが、造形物を制作している僕らにとってはどう使っていけばよいのでしょう。では、視点を変えて自分の制作方法をまとめてもらったらどうか?造りたいものを示して、自分自身にプロンプトを投げかけてもらえばおもしろいのでは?そのやり取りを残します。結局働いているのは自分だというお話www

※過去に試したして失敗したこと
・造形物を写真に撮ってアップロードして評価してもらう。
 >ありきたりにほめてくれてうんちくはくれる
・プログラムを作成してプロンプトで3Dオブジェクトを作成させる試み
 >全くできい。
・制作プロセスなどを指針をだしてもらう
 >ありきたりで役にたたない。

次からは、ChatGPTとのやり取り

最初の投げかけ(プロンプトおくれ)

私:視点を変えてみます。


現在までプロンプトを発行するのは私ですが、立場を入れ替えて私に対してプロンプトを発行すればどうでしょうか?私の知識を引き出すためにあなたからのプロンプトを受け付けるのです。ではやってみます。「粘土造形」からプロンプトを私宛に発行してください。一度に数問発行しても構いません。

GPT:面白いアプローチですね。

それでは、「粘土造形」に関するプロンプトをいくつか発行します。

プロンプト 1

  1. 粘土造形で最初に作った作品は何でしたか?その制作過程やインスピレーションについて教えてください。

プロンプト 2

  1. 粘土の種類にはさまざまなものがありますが、お気に入りの粘土の種類とその理由について教えてください。また、その粘土の特性を活かした作品例があれば紹介してください。

プロンプト 3

  1. 粘土造形で特に難しかった作品はどんなものでしたか?その作品を完成させるためにどのような技術や工夫をしましたか?

プロンプト 4

  1. 粘土造形において、最も重要だと考える基本的なテクニックは何ですか?そのテクニックを使った具体的な作業手順を教えてください。

プロンプト 5

  1. 粘土造形のアイデアを思いつくとき、どのような方法でインスピレーションを得ていますか?特定のテーマやモチーフがあれば教えてください。

これらのプロンプトに答えていただくことで、粘土造形に関するあなたの知識や経験を深く引き出すことができると思います。ぜひ、お答えください。

途中なのにエンターを押してしまったよ

私:
1.リザードマンの胸像を作りました。青年のリザードマンで、斜め下から見上げるようににらみつけています。ポーズについては鏡の前で演技をするのです。
2.粘土はNSPを使うことが多いです。固まることがなく、温めると柔らかくなります。時間をかけて、造形に検討を加えることができます。また、一気に作り上げることができ、修正が容易です。ナックルグローブをつけた獣人「Fox Battle Maid」を作りました。

ここでエンターを押してしまい残りの質問にこたえていません

GPT:素晴らしい作品についてのお話をありがとうございます。

それでは、さらに深掘りするために、以下の追加プロンプトを発行します。

プロンプト 6

  1. リザードマンの胸像を制作する際に、特に難しかった部分や挑戦した技術について教えてください。例えば、鱗の質感や目の表現など、具体的なテクニックや工夫があれば共有してください。

プロンプト 7

  1. Fox Battle Maidを制作する際に、ナックルグローブのデザインや造形において特に意識したポイントは何ですか?そのデザインがどのようにキャラクターの個性を引き立てるかについても教えてください。

プロンプト 8

  1. NSP粘土を使用する際に、温める方法や作業環境についてどのように工夫していますか?また、NSP粘土の特性を活かした効率的な制作手順があれば教えてください。

プロンプト 9

  1. 粘土造形においてインスピレーションを得るために、具体的にどのようなリサーチや観察を行っていますか?例えば、自然界の生物や他のアーティストの作品からどのようにアイデアを取り入れているか教えてください。

プロンプト 10

  1. あなたの作品に対して他の人々からどのようなフィードバックを受けていますか?そのフィードバックが次の作品にどのように影響を与えたかについても教えてください。

これらのプロンプトに答えていただくことで、さらに詳細な知識や経験を共有していただけると思います。よろしくお願いします。


容赦ないGPT

容赦なくプロンプトは続きます。気を取り直して必死で答えていきます。

私:プロンプトに対する答えです。


3.粘土造形では、細かな細工がむつかしいです。鳥かごを掲げた少女の像では、鳥かごは完成していません。
4.全体のバランスと構成だと考えます。恒に遠景から確認することが必要です、時々離れて確認を行います。
5.アニメや、動画、日々の生活のなかで心の動きのようなものを形にします。例えば、鳥かごをささげる少女では、かごの中の鳥は死んでいるのだが、クリノリンを着けた少女は同時に自分も籠に入っているのではないかと考えます。
6.リザードマンは技術的にウロコの部分では一枚一枚ウロコを作り貼り付けました。単に根気の問題ですがやり切ることができました。
7.メイド服の大柄な狐少女が家を守るためにナックルを着けて戦います。美しさと強さ頼もしさのギャップのためにナックルグローブを選びました。 8.NSP年度は、ヒーターであたためますが、現在は、おしぼりウオーマーを使っています。ウオーマーにトレイごと粘土をいれて電源を入れておけば1時間程度で柔らかくなります。
9.自然界にある動植物、昆虫などの擬人化はフィギュアを作るアイデアになります。また、他のアーティストを参考にするのは、物のとらえ方の違い参考にします。たとえば、フィギュアを作る場合、環境や情景の中の人物のとらえ方などを参考にしています。
10.作品のフィードバックは、展示会に出品し会場での反応を貰うことが一番大きいと考えます。またSNSによる作品の反応に対していいねが押されることによって人が関心を持っているかどうかを自分の方向性を持って図ることができると思っています。

さらに、GPTは畳みかけるようにプロンプトを投げかけてきます。

GPT:素晴らしい詳細な回答をありがとうございます。


さらに深く掘り下げるために、次のプロンプトを発行します。

プロンプト 11

  1. あなたが制作した粘土造形の中で、特に思い入れのある作品とその理由について教えてください。その作品がどのようにして生まれたのか、その背景やストーリーも含めて詳しくお聞かせください。

プロンプト 12

  1. 粘土造形の過程で失敗や挫折を経験したことはありますか?その経験から学んだことや、どのようにして乗り越えたかについて教えてください。

プロンプト 13

  1. 現在、挑戦している新しい技術や技法があれば教えてください。その技術がどのようにしてあなたの作品に影響を与えると考えていますか?

プロンプト 14

  1. 粘土造形において、他のアートフォーム(例えば、絵画や彫刻など)から取り入れているテクニックや影響はありますか?具体的な例を挙げて教えてください。

プロンプト 15

  1. 将来的に挑戦してみたいテーマやモチーフがあれば教えてください。また、そのテーマに挑戦することで何を表現したいと考えていますか?

これらのプロンプトに答えていただくことで、さらにあなたの粘土造形に対する深い理解や、将来的なビジョンについて知ることができると思います。よろしくお願いします。

らちが明かないので強引に変更

これではらちがあきません。そこで力を振り絞ってプロンプトにこたえつつ、丁寧にお礼をいってから、依頼内容をまとめにするように強引に変更します。

私:ありがとう。 今度のプロンプトの回答をしていったんプロンプトの生成をやめ、まとめに入ってください。プロンプトの回答のあと、あなたにやっていただきたいまとめの作業のヒントを記述しています。よろしくお願いします。

プロンプト11の回答
「バトルジェーン」戦闘服を着た成人女性がタンクトップ・軍隊ズボン・軍隊靴姿で右手のこぶしを前に突き出して、相手を見据えている姿を作成したものです。これから挑む敵に対して一歩も揺るがず。自信をもって挑む姿を現しています。これは、造形に挑む自分の姿も投影しているのです。
プロンプト12
思うような形にならず、作品が停滞することがありました。その時は、視点、観点を変更する努力をします。そのための3つのルールを定めました。 1.明確な完成イメージを持つ
 何を作りたいのか明確にしてから取り組む
2.入力なくして出力なし!
 なにか新しい情報や、過去の情報でも人間の脳は再インプットしなければ忘却し新たな創出を行うことができない
3.神は細部に宿る!
 これは、昔から言われていることですが、造形物や、絵画など微細な違いでニュアンスが変わってきます。そこを敏感に受け取る必要があるわけです。微細さは形だけでなく、感性や、時間軸のような無形のものにも及びます
プロンプト13
造形プロセスを見直しています。
・粘土でのアナログ造形を行い、ラフ造形と一部詳細を大きく作ります。
・3Dスキャナをつかい、造形をデジタル化を行います。
・デジタル化した造形を3Dソフトで、表面処理を行ったり、詳細を作りこんだり、粘土では作りにくいメカやアクセサリのような工業物を追加します。
・組み立てやすく分割して、3Dプリンタで出力します。
・着彩を行います。
これらの作品作成工程は、アナログとデジタルの良さを組み合わせたハイブリッド造形と呼んでいます。メリットはそれぞれの高速な工程を生かせること。デジタル化していることでアナログ造形を長期において保存できること。再編集が可能であることです。
プロンプト14
造形にが他のアートフォームへ影響は、デッサンの物の見方が直接的な立体として捉えられることが強化されたこと。絵画からは、彩色の知識が、造形の着彩に影響することです。
プロンプト15
人物やクリーチャーを使った情景表現を目指します。人間の生活にはあこがれや目標とする生き方があります。これらは、個別の個人にも存在し、共通するものも多いのです。それは作品に対して共感を呼び、造形を見る人に感動を呼び起こします。感動は何も生産しているわけではないのですが、人生を豊かにして、人々の一体感を高め、平和を近づけます。そんな作品を制作したいのです。

次にあなたにやっていただきたいのは、わたくしが答えた回答群から、次の点についてまとめてください。また、特筆する視点が見つかれば追記してください。
0.表現する感情に関する視点
1.アイデア創出に関する視点
2.プロセス視点によるまとめ
3.問題解決に関する視点
4.作品を完成に向かうための柔軟に対応する施策に関する視点
5.完成に向けての仕上げに関する視点
6.その他補完する内容

これは大成功で次のようにまとめてくれました

GPT:まとめ

0. 表現する感情に関する視点

ユーザーの作品は、感情を強く反映しており、自身の姿勢や挑戦への意志を表現しています。例えば、「バトルジェーン」では、自信と挑戦の姿勢が具現化されており、作品を通じて視覚的なメッセージが伝えられています。また、鳥かごを掲げる少女の像では、複雑な感情や深いストーリーが内包されており、作品を見る者に強い感情的な反応を引き起こします。

1. アイデア創出に関する視点

アイデアの創出においては、日常生活やアニメ、動画からインスピレーションを得ることが強調されています。また、自然界の動植物や昆虫の擬人化などもアイデアの源泉となっており、他のアーティストの作品を参考にすることで異なる視点や新しいアプローチを取り入れています。

2. プロセス視点によるまとめ

ユーザーはアナログとデジタルを組み合わせたハイブリッド造形プロセスを採用しています。以下の手順で制作が進められます:

  • 粘土でラフ造形と一部詳細を作成

  • 3Dスキャナでデジタル化

  • 3Dソフトで表面処理や詳細作り込み、工業物の追加

  • 分割して3Dプリンタで出力

  • 着彩

このプロセスにより、効率的かつ柔軟な制作が可能となり、アナログとデジタルの利点を最大限に活かしています。

3. 問題解決に関する視点

作品が停滞した際には視点や観点を変更するために、以下の3つのルールを定めています:

  1. 明確な完成イメージを持つ

  2. 入力なくして出力なし

  3. 神は細部に宿る

これにより、問題解決のアプローチが体系化され、柔軟な視点変更が可能となっています。

4. 作品を完成に向かうための柔軟に対応する施策に関する視点

ユーザーは、作品を完成に向けて常に全体のバランスと構成を確認し、時々離れて遠景から作品を観察することを強調しています。また、NSP粘土をおしぼりウォーマーで温めるなど、作業環境の工夫も行っています。

5. 完成に向けての仕上げに関する視点

仕上げにおいては、デッサンや絵画からの知識を活かし、立体としての物の見方や彩色の技術を取り入れています。特に、デジタル技術を用いた表面処理や詳細作り込みが重要な要素となっています。

6. その他補完する内容

ユーザーは展示会での反応やSNSでのフィードバックを重視しており、これにより作品に対する関心や方向性を確認しています。また、将来的には人物やクリーチャーを使った情景表現を目指し、共感と感動を呼び起こす作品制作に挑戦しています。

特筆する視点

ユーザーは、アナログとデジタルを融合させたハイブリッド造形を通じて、効率と創造性を両立させています。さらに、フィードバックの活用や視点の柔軟な変更により、問題解決力と創造力を高めている点が特筆されます。また、感情表現を重視し、作品を通じて見る者に強いメッセージを伝えることが、ユーザーの作品の大きな特徴となっています。


改善と評価をお願いする

そして最後にプロンプトの発行について自己反省を促します。

私:ありがとう


冷静に作品制作に取り組む内容を分析することができました。今回プロンプトをあなたからもらうという手法を使用しましたが、あなたから見てこの作業工程はどのように評価しますか?この手法に改善点があるとすればそれは何でしょうか?

GPT:プロンプトを逆に受け取る手法

を試みたことは非常に興味深く、有益なアプローチだったと思います。以下は、この手法の評価と改善点です。

評価

  1. 新しい視点の提供: あなたが通常の方法では考えないかもしれない質問を受けることで、新しい視点や深い洞察が得られました。これにより、自身の制作プロセスや考え方を再評価する機会となりました。

  2. 深い自己理解の促進: プロンプトに答える過程で、自分の制作における重要な要素や価値観を明確にすることができました。これにより、自分のアートに対する理解が深まりました。

  3. 構造化された考察: 一連の質問を通じて、作品制作の各段階や要素を体系的に振り返ることができました。これにより、制作プロセスの全体像がより明確になりました。

改善点

  1. プロンプトのバリエーションの強化: さらに多様な視点から質問を増やすことで、より広範な洞察を得ることができるかもしれません。例えば、具体的な技術的な詳細や、異なる文化的背景からの視点などを含めることが考えられます。

  2. 対話の継続性: 一度に多くの質問に答えるのではなく、対話形式で段階的に深掘りすることで、より自然な思考の流れを保つことができるかもしれません。これにより、回答の質も向上する可能性があります。

  3. フィードバックの循環: 回答後に再度フィードバックを求め、そのフィードバックを基に新たなプロンプトを作成することで、継続的に深掘りを進めるプロセスを構築することができます。これにより、より動的で進化する対話が可能になります。

  4. 具体的な実践への応用: プロンプトに対する回答を実際の制作にどのように応用するかについての具体的な指針を設けることで、理論的な考察を実践に結びつけることができます。

改善点の具体例

  1. バリエーション強化:

    • 「他のアーティストとのコラボレーションが可能であれば、どのような作品を作りたいですか?」

    • 「自分の作品をどのように進化させていきたいですか?未来の自分の作品を想像して教えてください。」

  2. 対話の継続性:

    • プロンプトに対する回答を受けて、「その経験から学んだことは何ですか?」や「その作品を改良するとしたら、どのようにしますか?」といったフォローアップの質問を行う。

  3. フィードバックの循環:

    • 回答を受けた後、「この視点についてさらに深掘りするために、新しいプロンプトを考えてみました。どう思いますか?」といった形で、継続的な対話を促進する。

  4. 実践への応用:

    • 回答に基づいて、「次の作品制作でこの考えをどう取り入れますか?」や「この新しい視点を基にした具体的な制作計画を立ててみましょう」といった実践的なアドバイスを提供する。

この手法は、自己理解を深め、創造的な発展を促す上で非常に有効です。これらの改善点を取り入れることで、さらに効果的に活用できるでしょう。

最後に:


私の指示のあいまいな部分も補完しつつうまくまとめてくれました。この手法は頻繁に行うことはないと思いますが、自分の考えをまとめるために有効ではないでしょうか?最後にプロンプトのサンプルをGPT自身が提示しています。作品のコンセプトメイキングに使うことが可能な気がします。
この手法は生産性は上がりますが、結局、働いているのは人間なのだと思った次第です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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