AIとどう向き合うか

秋です。

秋といえば芸術の秋。

という事で、最近巷を賑わせているAIについて今回は綴ります。

自分もクリエイターの1人ですので、AIによって仕事を奪われる事って、全く無関係な話ではないな

と思っています。

しかし、僕としてはかなり良い方向だなと感じてるんですよね。

本物しか生き残らない社会になる、と思えば良いんです。

これからそれを書いていきます。

現代社会の究極形、それがAI

まず、現代って資本主義ですよね。

極論を言えば金になるか、ならないか、です。

こういう社会でのアートっていわゆる「大衆ウケ」をする事が正義です。


特に最近はサブスクなんかも出てきて、より薄利多売的な方向に向かっている気がします。

いずれにしても、多くの人に買わせる事で利益が生まれます。

しかし、これは逆に考えると「計算しやすい」という事にもなるんですよ。

人が好むであろうもの、というのが統計的に出てきてます。

つまるところ、最初から売れる正解がわかるなら、あとはそれを量産すれば良い。

それを人がやろうと、機械がやろうと、公式通りに作ればある程度必ずウケます。

だからAIに仕事を奪われる、という恐怖にビビる人がいるんですよね。

しかし、それってAIじゃなくても同じだと思うんですよ。

インターネットの台頭で情報共有が早まった結果

コモデティ化と言って、最初は専門知識を問われていた事がどんどん一般化されていく現象が、あらゆる分野で早まっています。

AIがなくとも、自ずと仕事は奪い合いになってるわけです。

現にそんな風になってませんか?

昔はギターを手に取る事さえ贅沢で、その中でも研究に研究を重ねていた猛者だけが生き残っていたのに

今やプロと変わりない技術を持った素人さんとか、普通にいますよね?

高い録音機材を揃えないといけなかった頃から、プラグインソフトが出てきて、今やアンプ持ってなくてもアンプの音出せます。しかも無料で。

つまり、能力やモノってもう競争材料としては弱くなってるんですよ。

哀れな話ですが、AIが出てきて焦ってる人は既に遅いんですよね。

効率化、生産性を求めた現代社会において、人間ほど無駄な物ないじゃないですか?

結果出てるんですよ。1番無駄なの人件費なんです。

今ある仕事における理想形が、自分ではなくAIだった。それだけの事です。

とはいえ、それを怒っても何もならないんですよね。

効率、生産性以外のところで勝負して下さい。って話です。

人なら良くて、AIはだめ?

僕はこれも疑問に思ってるんですが

自分の作品をAIに学習させないでくれ、って言う人は何なんでしょうか?

人の目に入った時点で、その人の中に学習材料として入るわけですから、AIにそれを入れた所で何が変わるんだ?

人間の学習と何が違うの?

と思っています。

何なら現代のアーティストって「○○の影響を受けました」とか普通に言ってるし、それっぽいの作ったりするじゃないですか。

二次創作とかもあるし

これパクリじゃん、と思うような事だって度々ありますよ。

どこまでがパクリで、どこまでがインスパイアで、どこまでがOK、どこからがアウトなのか?

その線引きはほぼありません。

強いて言えば「コピー元に訴えられなかったらセーフ」ぐらいのもんですよね。

人がやるぶんには良いのに、AIにだけはやたらと噛み付くのは、僕からすると意味がわからないですね。

世に出した時点で、パクられる事なんか腹括ってるべきだと思うんですよね。

一度知ってしまったら、知らなかった頃には戻れません。

ましてや自分が世界で初の作り手なのか?って話で、そうではないなら貴方も何かから学んで今創作してるわけだから

そこの学習に口を挟むのはフェアじゃない、と僕は思います。

権利で儲かる時代も、もうすぐ終わると思います。というかもう終わってますよね。

ブランド物のコピー、模倣品なんて腐るほどあるじゃないですか?

むしろ有名ブランドほど、贋作はいっぱいあります。

なのに存続できてるのは、単なる物では満足しない

ブランドの名前、ブランドのイメージを高いお金で買ってるような

そういう目に見えない物に対してもお金を出せる、ある意味でハイレベルなお客さんに支えられてるから存続出来るのであって

偽物が出回ることなんか承知の上で、安物を見破れない人のことまでいちいち相手にはしてません。

どうしても、本物が欲しい人のためにNFTという仕組みだって出来てます。

コピーや模造品で満足する人は、それで満足してもらってたら良いんです。

これからはより質の高いお客さんを掴む事が必ず大事になります。

100圴とかほぼコピーでしょ?(笑)

でもそれで満足する人がいるから成り立ってるんです。

クリエイターが本当にやるべきは、イノベーション、新しいものを産む事であって

AIにかまけている時間すら、本来は勿体ないことです。

パクるためにはオリジナルが必要だし、パクるという事は既に、後手に回るだけの事ですから。


ちなみに僕もそうしてます。

誰でも聞けるように、サブスクにも曲は流してますが、CDもちゃんと作ってます。

それはやっぱり、CDにある音楽以上の何かが欲しい方はCDやグッズを買って下さるからです。

「応援したい」という想いがある。明らかに質の良いお客さんですよね。

そうでない「なんか気になる」ぐらいの客層は、サブスクで楽しめば良いじゃないか、という考え方です。

作品を売ること以上に、僕は組織そのものを売りたいから。

だからライブでも撮影、録音は常に自由にしています。

パクりたきゃどうぞです。カラオケのデータ欲しいって言った人にはあげてますから。

お金より、期待、信用の方が欲しいからです。

自分としては、ファン度合い、好き度合いがはっきりわかって逆に助かってますよ。

僕もAIは使ってる

僕もAIは使っています。

そして使ってみた感想ですが、やはり人に頼る事がなくなりました。

特に「大衆にウケるため」の作業なら、全部AIに任せた方が効率的で、コスパも安いんですよね。


音楽でいうと、ミックス、マスタリングがそれに当たります。

DTM界隈はかなりAI絡んでるのが実情だと思いますね。

ちょっと失礼な言い方にはなりますが。

正直なところ、最近は特にAIが進化してきて、そこいらの人間に頼るよりも確実に良いものができるんですよね。

AI開発の段階で、その道のスペシャリストの意見を参考にしてるのだから、良くて当たり前です。

仮にそれを人がやったとして、一般のリスナーにはわからないと思うんですよ。

仮に違いがわかるにしても、何が良いかとかはわかんないと思います。

だから一般ウケする無難な物を作らせたら、AIって最強のツールです。

ただ、僕はその中に自分の色をつけていきたいので、AIに作業を任せた後で「俺ならこうする」を詰め込んでますね。

こんな風に使っていけば、AIは作業を加速させるツールとして超優秀です。

AIの答えを見て、自分が学習していけば僕のスキルも上がります。

敵対するより、味方につけた方が良いですよ。

というかそうしないとこれからは置いて行かれると思います。

頭の良い人は常に新しい物を自分のものにしていきますから、僕よりももっと上手く使ってる人も必ずいますからね。


人に頼るメリットは、気持ちしかない

AIに頼って色んな事が解決できるようになった。

ならそうなった時に、人に頼るメリットってなんなの?

って話なんですが

僕が導き出した結論としては「気分」でしかないなと思いました。

「この人に頼みたい」

「この人が作ったものが良い」

そういった目には見えない、非科学的な領域の需要を沸かさない限り、あらゆるクリエイターは消滅すると思っています。

今大衆にウケてるようなJ-popとか、割と早くに滅びてしまいそうな気がしています。

あと数年したら「○○っぽい曲作って」というニーズに応えるAI出てるでしょうね。


AIと人間のスペックの違いを考える

当たり前の話ですが、演算処理の速さ、正確さ、記憶できる量、あらゆる面に置いてAIの方が人間よりハイスペックです。

また、休む必要もありません。24時間自己進化を続ける事ができるとしたら、人間が負けるのは時間の問題ですよね?

AIにビビる人って、こういうスペックで勝てない事への恐れや、嫉妬からきてると思うんですよ。

自分が頑張って来た事が一瞬で無にされるというか。

まぁそこんところを認めたくないプライドがあるからビビってると思うんで、これ以上言わないですけど(笑)

さらにAIは愚痴も文句も言いません。さらにはスランプにもなりませんね。

最高でしょ?

僕が経営者だったら間違いなくAIとロボットで会社作ります。

今のような資本主義が続くとしたらね。(ここ大事です)

単なる物知りも必要なくなるでしょう。本やネットで調べればすぐわかりますし。

そうなると、学校もいらない。

そもそもクオリティーでは学習塾に負けてるし、実際に塾に行く子は増えてるし、結局はそれを学校でもう一度学ぶという二度手間なんですよね。

逆に言えば、数値化できない所に価値が残ると思います。

だから今の子供に学校に行く理由を聞くと

「友達がいる」「先生が面白い」とか、そんなもんなんです。

勉強がつまらない、という子は少ないです。

学校がつまらない、という子が多いです。

こればかりはAIにどうにもできませんよね?

知識を入れるだけなら、勉強しに学校行かなくても、不登校でもどうにかなるのをわかってます。YouTubeにも授業いっぱいあるんだし。

なんなら通学時間が無駄ですよね(笑)

どうでしょう?こうして見ると、子供って賢いですよね。割と物事の本質を突いてると思います。


人がAIに勝てる所

さて、じゃあ人間がAIに勝る部分って何なのさ?って話ですが

ぶっちゃけ「人間らしさ」しかないですよね?

さっきの学校の話や、あるいはもう少し前の「この人に頼みたい」のような「気持ち」なんですよね。

心、魂です。

人間の強みのひとつに、数字にならない部分のスペックがあります。

これからは心、魂の強みが活きる時代に間違いなくなります。

僕が先ほど「ここが大事です」とカッコ書きした所ですね。

一言でまとめれば、哲学や道徳ということになるかな?

例えば現代では、いかに多くのヒット曲を飛ばそうと、不祥事ひとつで潰れてしまったりします。

僕は作品に罪はない、と思っている派ですが

このような流れって、受け取り手が作品以上の「何か」を作り手に求めているって事ですよね。

作品って数値化できるモノになりやすいです。

だとしても、それに込められた「想い」は数値化できるでしょうか?

世代を超えて語られる「名曲」って、何かしらの想い、メッセージがありますよね?

それこそが人の強みです。

心、魂のあるもの同士でしか、分かり合えない価値があります。

例えばラブレターとか想像してみてください。

コピー用紙にいかにもワードで作ったようなラブレターで、ワクワクするでしょうか?

また、誰にもらったか?というのも重要だと思います。

人にウケるテクニックや、文章力なんかはAIの方が勝るでしょうが、心は揺らがないと思うんですよね。

拙い字でも、想いを込めて作られたものの方が感動するはずです。

でもAIにそれはできない。絶対的に世間にウケる美しい字を選んでしまうから、拙い字が再現できない。

その人にしかウケないような、あまりにも小さな需要は理解できない。あまりにも非合理的だから許容できないはずです。

たとえちょっと汚くても、その人に貰うから嬉しい。

その人に作ってもらうから嬉しい。

そんな気持ちをAIが理解する事は恐らくありません。

次の時代に求められるもの

物は簡単にコピーされる時代ですから、もう物に頼る事はやめないといけません。

今の資本主義は、そう長くない間に終わると僕は思ってます。

大量生産は既に終わりかけてます。

多くの人が自分も大量生産された「社会人」である事に気づき始めているし

だからこそ、自分らしさという目に見えないものを誰もが求めているからです。

実はひとついただいている事業計画があるんですが、それは「利益」を追求するものではなく「人助け」に重きを置いたものになっています。

僕がnoteで基本的にお金を取らないで情報発信しているのも、そう言う事なんですよ。

今を生きるために、払ってくれるぶんには有り難くいただきますが、モノは基本的に売りたくないんです。

どうせコピーされるし、すぐ終わるのがわかるので。

物としての限定性がないし、僕が見てきた資料とかも自分で調べれば、同じ情報にたどり着けるはず。

僕が大事だと思ってるのは、自分で考えて自分で行動して、自分なりの解釈にたどり着ける人を沢山増やす事です。

それは僕が形式的にお金を貰っても実現できないし、それよりは兎に角気になる情報を撒き散らして

マジで?とか、そんな事あるの?

とか、そんな風に興味を持ってもらう方が良い。

賢い人を増やしたい。良い人を増やしたい。

そうなれば自ずと僕も豊かになれるんで、今もらわなくても良いやと思ってます。

僕がやってる情報発信は「生き様」作りの一環です。

僕自身がミニマリストな事もあるし、今の資本主義が終わると思ってますから、物を売って生計を立てる事に依存したくないんですよね。

勘のいい人はわかったかも知れません。僕は生き様を売るつもりなんですよ。

YouTuberとかその走りですよね。あんなに自分の生き様売ってる人今までいませんでした。

そしてそれがお金になる時代が来たんです。凄いですよね。

次の時代では、その人の「生き様」であるとか、そういう魂の部分にスポットが当たると思います。


人が求めるのはやっぱり人

AKBが売れた理由もそこにあると思うんですよね。

曲自体は、ヒット曲の法則に則った典型的なモノです。

そんなCDが売れたのは握手券のおかげです。

では握手券がなぜそんなにウケたのか、単にアイドルが可愛いからですか?

モノの良さも勿論あるお思いますが、やはり懸命に頑張ってる彼女らの生き様が評価されたって所でしょう。

これは美しい物が簡単に作れるようになった反面、その作り方、過程を求める人が増えたって事ですね。

そして、綺麗な生き様を作るために道徳、哲学が求められる。

という時代になってると思います。

音楽業界全体的にそうで、実は今最も求められてるのは「ライブに人が集まるアーティスト」です。

CDや作品は一度売ったら相手の手に渡ります。だから価値が下がるんですよね。

ところが、アーティストはずっと残るじゃないですか。売ってどっかにいきません。

だから不特定多数の人に、同じものが何回も売れるってそうそう無いですよ。

しかも本物はただひとつです。だから何度も売っても値段下がらない。

こんなに強いコンテンツないですよね?(笑)

だからこそ、人間を磨くべきなんですよね。

哲学ってなんなのか?

哲学って言うと難しく感じるかも知れません。

抽象的な言葉が多いですからね。

なので今からすごく当たり前の簡単なお話をします。

しかし、現代でそれが実現できているか、ぜひ一度考えてみて下さい。


まずは未来を良くするように動く。だからこそ、地球環境、自然が豊かになります。

地球環境、自然が良いから、我々が豊かになれますね?

空気や水の汚い所では、まともな食べ物がなくなりますから。

次に自然環境が整うと、人間社会全体が良くなるから、あなたの組織、周りが豊かになります。

自然環境が悪くなると、必ず資源の奪い合いになって戦争なんかのトラブルに発展しますね?

戦争の発端はいつも資源です。

資源のない国は豊かになれません。だから奪いに行くんですよね?

次に、あなたの組織、周りが豊かだから、あなたが豊かになります。

戦争があると経済状況が悪くなります。そうなると治安が悪くなります。

貧困国ほど犯罪は多くなります。人身売買もザラです。人権なんか保障されません。

そんな時困るのは、あなたやその家族です。

また、会社にお金が無かったら、給料も低くなります。

家庭環境が悪いと、非行に走る子供が増えます。

これも当たり前の事、事実ですよね?

そして最後に、自分の周りが良くなる事で、あなたが幸せになります。

だからこそ、未来を、世の中を良くするんだ、というマインドは常に持っておくべきなんです。

ですが、現代社会で実現できていますか?

地球環境はボロボロ、今を乗り切るための政策しかしない、なるべく利益を独占して、自分だけが幸せになろうとしている。

未来で誰かがツケを払う事になるのに、問題と向き合わず野放しにしている。

そういうベクトルで動き続けて来た結果、世界はどうなってますか?

我々は地球に生まれて、地球の世話になりながら生きています。

自然環境に悪い事業をする事は、全世界を滅ぼすことに繋がるわけです。なのにやってませんか?

大量生産、大量消費。

資源の奪い合い。

兵器による破壊。それに伴う復興、そのためにまた資源が必要になる。

資源は無限じゃありません。だからまた奪い合います。

これで人は豊かになれましたか?

無限に欲が湧いて来ただけですよね?

哲学ってこういうものです。


すごく単純です。

自分が世界の一部である。だから世界を良くするように動けば、自分も良くなる。


これだけです。

あなたがもし社長だったとしましょう。

部下が不満を溜め込みまくり、社長の事が嫌いだったら?それでも、お金さえあれば幸せですか?

そんな状態で、部下は仕事を頑張るでしょうか?

逆に問いましょう。嫌いな人のために人生捧げて働けますか?

こんなことを忘れて、売り上げが上がらない、と嘆いていませんか?


反対もありますよ。

仕事で手を抜きながら給料だけ貰い続けた結果、売り上げが落ちる、結果として会社にお金がなくなる。

それで誰に給料もらうつもりですか?

ここ数年で、サラリーマンから副業をやり出した人が増えましたよね。

結局はどこまで行っても持ちつ持たれつです。

自分でビジネスをやった事がある人なら、こういう哲学は目に見えてくるはずです。

楽できる人なんかどこにもいないし

遅いか早いかの違いだけで、誰かにツケを押し付けるようなやり方では、結局最後に自分が困るんです。

理念と言うべきでしょうか

誰のため、何のための仕事ですか?

世の中のためになる事をやっていますか?

それがパッと出てこない仕事ならば、AIに奪われると僕は思います。

そこに想いが無いからです。

過程が売り物になる

想いの力でAIに勝ることは、ある意味で過程を見せていく事と繋がるかも知れません。

寿司職人なんかがわかりやすい例だと思います。

ロボットを使う方が明らかにコスパは安いかも知れませんが、今もずっと職人さんが握るお寿司屋さんは続いてますよね?

それは単純な調理作業だけではなく

目利きであったり、気遣いであったり、実際に僕らの元に寿司が出来上がるまでの全てに、人だからこそできる価値が生まれている、と僕は思ってます。

魚だって、毎回均一な物であるはずがありません。脂の乗り方とかも時期によっては違うし、だとしたら処理の仕方も変わるはず。

生き物ですから。

そういった複合的な要素は、長い時間をかけて培った職人の生き様、情熱の賜物です。

このように、過程に対してフォーカスが当たる時代になるんじゃないでしょうか。

AIに過程とかありませんからね(笑)

効率が良いことで失われたものでもあると思います。

例えば絵を描くデザイナーさんは、描かれる過程がわかる形で売り込んでみるとか

音楽家であれば、普段の練習で情熱をしっかり示しておくとか

今までは「泥臭い」とか「見せなくて良い」とされていたものが日の目を見る感じですかね。

人間臭くてイイ!みたいな(笑)

そういう意味で言うと、今でこそAIは世に出たばかりで注目されていますが

良くも悪くも、意識されなくなっていくと思います。

AIの作るもので溢れかえったら、人間が作ったものが欲しくなるはずです。

どうせ無いものねだりします(笑)

それに、想いの無いものに、想いを寄せ続けるって事は無いと思いますね。

日本はAppleユーザー多いですが、Siriとかも実際そんなに使われてない印象です。

AIも一定の市民権は得るけども、最終的には人間に戻ってくるんじゃないかな。

だって、我々いつも無い物ねだりするじゃないですか?(笑)

いつだってそうでしたよね?

今になって、レコードがまた盛り上がってきてます。

また、わざわざキャンプしたりする人もいます。

こんなに便利になったのに、自ら不便な方へ向かう人が一定数います。

なんでやねん、と思うかもしれませんが、やはり便利になり過ぎた今が退屈なのでしょう。

まとめ

生産性という意味でなら、AIやロボットに人が勝てる要素なんかありません。

なので、数値化できないであろう部分で勝負をしていく

哲学、道徳、信念、経験、心遣い、自然

全て気持ち、魂のお話です。

僕は正直なところ、全く不安はありません。

これまで通りの資本主義がおかしいと常々感じていたし、その上で日頃から心身共に整うように努めてきたからです。

僕が酒タバコギャンブルやらないのは、ファンの人は割と知ってると思いますし

何度か言ってますが、ボランティアや寄付活動も行ってきました。今もやってます。

そうして徳を重ねて、自分を整えること、世の中を良くすることが間違いであるはずがないんですよね。特に組織の経営に携わる者として。

僕は組織のトップですが、トップが良い状態でないと組織全体が良くなるはずはありません

組織が良くなければ、ファンもいい思いができないし、そんな組織にお金も信用も集まらない

いい組織が揃わなければ、その「時代」とか「シーン」「業界」が悪くなる

悪い業界に良い人は集まらない。だからガーシーみたいなのに暴露されて困る人が沢山いるんだろうし

ガーシーに釣られて投票しちゃうような人も増えるんですよ。

ここまで言えばわかると思います。

自分を整える事を怠るから、巡り巡って自分に返ってくるんです。

ガーシーに仕事してないって怒ってる人沢山いますが、ちゃんとした魂のある人ならわかるはずですよね?

元々恨みから始まった暴露なのだから、最初から仕事しないのわかるはずです。

何かを良くしたい、という信念、想いが無いんです。

芸能ゴシップで世の中良くなる事なんかありません。


今の所、僕の健康維持や、こうした発信活動に「何の意味があるねん」と言う人の方が多いですが、世の中を良くする為に自分を良くしてるんです。

これまでの記事中でも何度もしつこく書いてますが、世の中が良くなければ、音楽なんかできません。

自由や平和はすぐ壊れるものです。

目に見えないものですが、確実に僕らはそれを享受しています。

それは美しい魂があるから実現できる事です。

だったら我々みんなが持つべきですよね?

本来なら最も大切にされるべきもの、魂を、目先の利益のため、利己主義のためにあまりにも蔑ろにしてきました。

今から魂を整えていかなければ、次の産業革命で業界ごと消し飛んで仕事なくなります。

行き過ぎた産業による環境汚染、業界汚染が進んで、地球に住めない日がやってくるでしょう。

逆に言うと、今からでも魂を整えていけば大きくリードできると思います。

AIにはそれができません。魂がないから。

AIには目的がありますが、想いがない。

AIは絵が好きで描いてる訳じゃないし、音楽が好きで作ってるわけでもありません。

だからこそ、AIに足りない部分である我々の「気持ち」を加えていけば、革新的なツールとして最強の力になると思います。

僕がAI使ってるのもそういう事でしたね?

効率や生産性ではなく、人だからできる事を極めるべき時代にもうなってるんです。

多くの模造品が簡単に手に入るようになりますが

より強い魂によって生み出された「本物」だけがやがて生き残るでしょう。

これも自然法則が証明しています。弱肉強食。

でも、その方が良くないですか?

多分アート界隈めちゃくちゃ盛り上がりますよ。

僕はそんな猛者だらけの時代がとても楽しみです。どんな猛者が現れるのか(笑)

もちろん僕も負けないように魂を磨きます。確実に良い時代になるな、と感じますよ。

臆することなく、次の時代を生きましょう☀️


番外編


非科学的だと言う人のために、世界の天才、アインシュタインの、娘へ送った手紙を引用しますね

--------------------------------------------

 私が相対性理論を提案したとき、
ごく少数の者しか私を理解しなかったが、
私が人類に伝えるために今明かそうとしているものも、
世界中の誤解と偏見にぶつかるだろう。

必要に応じて何年でも何十年でも、私が下に説明することを
社会が受け容れられるほど進歩するまで、
お前にこの手紙を守ってもらいたい。


現段階では、科学がその正式な説明を発見していない、
ある極めて強力な力がある。

それは他のすべてを含み、かつ支配する力であり、
宇宙で作用しているどんな現象の背後にも存在し、
しかも私たちによってまだ特定されていない。

この宇宙的な力は「愛」だ。

科学者が宇宙の統一理論を予期したとき、
彼らはこの最も強力な見知らぬ力を忘れた。


愛は光だ。

それは愛を与え、かつ受け取る者を啓発する。


愛は引力だ。

なぜなら、
ある人々が別の人々に惹きつけられるようにするからだ。


愛は力だ。

なぜなら、
それは私たちが持つ最善のものを増殖させ、
人類が盲目の身勝手さの中で絶滅するのを許さないからだ。


愛は展開し、開示する。

愛のために私たちは生き、また死ぬ。

愛は神であり、神は愛だ。


この力はあらゆるものを説明し、生命に意味を与える。

これこそが、私たちがあまりにも長く無視してきた変数だ。

それは恐らく、愛こそが人間が意志で駆動することを
学んでいない宇宙の中の唯一のエネルギーであるため、
私たちが愛を恐れているからだろう。


愛に視認性を与えるため、
私は自分の最も有名な方程式で単純な代用品を作った。

「E=mc²」の代わりに、私たちは次のことを承認する。


※ E=mc²:エネルギー(E)= 質量(m)× 光の速度(c)の2乗
  アインシュタインが発表した特殊相対性理論の方程式。


世界を癒すエネルギーは、
光速の2乗で増殖する愛によって獲得することができ、
愛には限界がないため、
愛こそが存在する最大の力であるという結論に至った、と。

私たちを裏切る結果に終わった宇宙の他の諸力の利用と制御に
人類が失敗した今、私たちが他の種類のエネルギーで
自分たちを養うのは急を要する。


もし私たちが自分たちの種の存続を望むなら、
もし私たちが生命の意味を発見するつもりなら、
もし私たちがこの世界と
そこに居住するすべての知覚存在を救いたいのなら、
愛こそが唯一のその答えだ。


恐らく私たちにはまだ、この惑星を荒廃させる憎しみと
身勝手さと貪欲を完全に破壊できる強力な装置、
愛の爆弾を作る準備はできていない。

しかし、それぞれの個人は自分の中に小さな、
しかし強力な愛の発電機を持っており、
そのエネルギーは解放されるのを待っている。


私たちがこの宇宙的エネルギーを与え、
かつ受け取ることを学ぶとき、
愛しいリーゼル、
私たちは、愛がすべてに打ち勝ち、
愛には何もかもすべてを超越する能力があることを
確信しているだろう。

なぜなら、愛こそが生命の神髄だからだ。


私は自分のハートの中にあるものを
表現できなかったことを深く悔やんでおり、
それが私の全人生を静かに打ちのめしてきた。

恐らく謝罪するには遅すぎるが、時間は相対的なのだから、
私がお前を愛しており、お前のお陰で私が究極の答えに
到達したことを、お前に告げる必要があるのだ。


お前の父 アルベルト・アインシュタイン


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