
「ダンガンロンパ3 未来編」(7話まで) 「絶対絶望少女」の宣伝するための作品か?
ダンガンロンパ2直後の話。未来機関の幹部たちが、ハッキングを受けてコロシアイをさせられることになる。基本的にダンガンロンパ1や2と同じだが、これに合わせて以下のような特徴がある。
なお、実際には「未来編」「絶望編(エノシマジュンコが生きていたころの過去編?)」が1週ずつ更新されており、そのクロスオーバーを楽しむ作品だったらしいがそんなめんどくさい視聴スタイルは疲れるだけなのでやらない。
①1人に1つずつ「NG行動」というのが設定されている。
これによって情報共有や協力することを拒む仕組みになっているのがあまり良くない。

②襲撃者は夜時間に抵抗されずに一人を殺せるという仕組みも、犯人の必死のアリバイ作りとかが要らないので面白さ減少要素。
③学級裁判の仕組みがないので、ゲーム本編のような法廷バトルではなく、人狼ゲームみたいになっている。
結論として、ダンガンロンパのキャラやIPを活用しているけどダンガンロンパ特有の推理要素やそれにもとづく駆け引きはなく、割と力技で何とかする部分が多いのでゲームのような作品を期待すると裏切られる。
ただし面白くないわけではない。ダンガンロンパではない「人狼ゲーム作品」くらいのつもりで見れば結構面白い。また、荒唐無稽な設定を持つ人たちがその能力を発揮して戦うという点では、こっちでないとポテンシャル発揮できないキャラもいると思う。設定ガバガバだったりツッコミどころがおおい展開が多いがそれはそれでゲームよりもそれっぽいと感じる部分もある。
・・・なのだが、ただし1や2をプレイしてないと説明されてない要素が多すぎて詰む。完全にファンディスク的存在であり、1や2をプレイしてないと全く分からないのでガチでつまらないと思う。
「ダンガンロンパのファンでありながら、ダンガンロンパらしさはあまり期待しない」というひねくれた態度ができれば楽しめる。
以下犠牲者を中心に話の流れをざっくりまとめるだけ。
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