
いっちさんは「本しゃぶり」さんではなく「うさる」さんを参考にしたほうが良いと思う
この記事が気になったのでいっちさんのブログをいくつか読んでみました。
【いっちさん向け自己紹介】
一応私は、過去にマンガ感想を中心とした雑記ブログをやっていてはてなブログで読者登録数は1700人以上いる人間です。PVはピーク時で月20万程度です。
本しゃぶりさんのような大掛かりで唯一無二の記事ではなく、毎日小刻みに記事を更新していくことでそれを達成した人間なので、いっちさんの参考になると思います。
申し訳ないけど、今のままだといっちさんのブログのアクセス数が伸びることは今後もないかなと思いました。
というより、いっちさんは本当に他の人に自分の記事を読んでもらいたいと思ってるのかがそもそも疑問だと思いました。
いっちさんの記事は現時点では「感想」としても弱いです。ただの「自分用メモ」であって、他人が読むことを意識して記事を書いているとは思えませんでした。
ではどうすればいいのか。答えはご自身で書かれている通りです。
これが答えです。
「誰が」「誰に」「何を」の組み合わせで差別化しよう
誰がを定めるんです。無理やりでもいいから。
まず自分が何者か、最低でも「どういうものを好む傾向がある人間なのか」を明確に規定する。
その上でターゲットを決める。
ここがない間は、何を書いても蓄積していきません。
本人が自分で自分を語れないのに、どうして他人がいっちさんの事を認識できるんでしょうか。
そもそもいっちさんは「誰が」の部分を軽視しすぎています
いっちさんはここまで読んで、「本しゃぶりさんに言われるならともかく、よく知らない他人に偉そうに何かを言われる筋合いはない」と思われたかもしれません。
まさにその感情こそが答えなのです。
他の人だって「誰が」が弱いと思ってる人の意見なんか興味ないんです。
誰がはちゃんと押し出していかなければいけない。少なくとも自分自身の中では明確化してないといけません。
私の場合、
誰が:500記事書いている書き手が
誰に:本を読んだ人に
何を:私の感想(考え)を
「誰が」が弱い
これは謙遜の美徳でそうおっしゃられているのかもしれませんが、ブログを書くときはその謙遜は無駄どころか有害です。
ちゃんと「誰が」をもっと他人に刺さる形にアレンジしてください。
それが終わるまで「誰に」も「何を」も考えても意味がないです。
いっちさんの「誰が」の部分はむしろ強いです。小説の感想を500記事書ける人間って、ブロガーとしては上位3%くらいに入ると思います
いっちさんのブログで使われているタグ見ただけでも、いっちさんは小説が好きで、特に芥川賞は全部読んでそうだ、ということがわかります。

「ブログ記事を500記事書いてる人」じゃなくてブログタイトルを例えば「芥川賞全部読んだ人間、かく語りき」としただけで十分フックあります。(もちろんこれだと違和感あるので微調整はしてほしいです)
さらにいえば「こういう傾向の小説が好きだ」というのがあればそれをそのまま語ればいいんです。
いっちさんはせっかく「誰が=自分は何者か」の部分が強いのにそれを見せることをためらっているだけです。
私なんかいっちさんより全然しょぼいです。本だって全然読んでないですよ。むしろ活字を読むのが苦手でマンガばっかり読んでる雑魚です。カテゴリーもちゃんと使いこなせてません。
本来であればいっちさんなんかより全然特徴のない人間です。

それでもとにかく私はAが好きな人間ですってのはちゃんとわかるようにして書いてます。そして、何か語る時でも、そのすきなAにからめて書いたりします。だってそれが自分なので。
「自分でないと書けないこと」ってのは別に自分が凄い人間にならなくても書けます。自分がどういう人間であるかを開示しさえすればよいのです。私よりすごい特技を持ってるいっちさんは、自分のすごさを思いだすだけで書けるはずです。
「誰に」と「何を」の部分は私じゃなくてうさるさんのブログを参考にするとよいと思います
うさるさんも「読んだ人向け」に小説の感想を書いている人です。
うさるさんのブログは記事数は800くらいで読者数が1100人います。
これについて、自分でもうさるさんといっちさんの違いはある程度言語化できますが、それはさすがにやりすぎだと思うので、私からは特に語りません。
絶対に参考になると思いますから、ぜひ読んでみてほしいです。
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