
「ナポレオン」を読む11巻 フリュクティドール18日のクーデターという遵法精神のかけらもないクズ所業 ⇒エジプト遠征へ
※17日と18日は更新お休みします!
アイキャッチは「共和歴V年フルクティドール18日のクーデターにおける王党派議員の逮捕」です。
戦争にロマンなどないというものがいるが違う!
戦争はロマンだ。
オレはまだアレクサンドロスに憧れる9歳のままで、夢を見ているだけなのかもな(ナポレオン)
市民どもは
・もてはやしたかと思えば
・引きずり下ろして
・忘れ去る
この3つはワンセットだ。
大衆ってのは性悪の尻軽女と変わらん。(ナポレオン)
王党派が過半数を取って負けそうになった総統政府は、無理やりクーデターで選挙の結果をなかったことにした
公正のこの字もない。それが革命政府の成れの果てだった。
ナポレオン・ボナパルトがピシュグリュの反革命活動の証拠を提出すると、総裁たちは五百人会全体が反革命の陰謀を企んでると疑い、選挙の無効と王党派の逮捕に踏み出た
ヴァンデの反乱鎮圧に派遣された。赴任すると寛容政策を取り、ヴァンデ反乱軍を瓦解に追い込んだ。1795年6月15日、イギリスの支援で王党派部隊がキブロンに上陸すると、これを撃退して大半を捕虜にした。1796年7月までにヴァンデ地方の平定を宣言した。
リベラルというのはこの時期からすでに「理念のためなら法律を守らない」という遺伝子が埋め込まれていたのかも知れない。
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