
NARUTO読む71- カグヤの復活は世界の破滅。世界を守るためにカグヤ&黒ゼツとの最終決戦に挑む!
67巻あたりからだいぶテンションが下がっていましたが、ようやく意識を切り替えて「独立した別作品」として考えればとてもおもしろい話だ。
散々ナルトを通じて「母親の愛や優しさ」みたいなのを描いた後で最後に登場する母親が恐怖の対象である「グレートマザー」「コミュニケーションが不可能な、指向性を持った暴力装置=神」なのも面白い。
いずれにせよ、この71巻で語られる黒ゼツのストーリーはミァン視点からみた「ゼノギアス」くらい壮大な話を1巻で語りつくそうとするくらいに無謀だと思った。

なんというか、いくらなんでもこれだけの設定を1巻に詰め込まれても「ゆっくりストーリー解説まとめ動画かよ」ってなるよね。
ゼノギアスでもナルトでも、今までの蓄積があるからまぁなんとかついていけるという感じであって、こんなもんいきなりぶちこまれても楽しくないんじゃああああああ・・・!
読んでないけど「サムライ8」がコケた理由もこのあたりなんだろうと思うがどうなんですかね(読んだ人の意見もとむ!)
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?