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「ナポレオン覇道進撃01」を読む  第一統領になってから「マレンゴ戦役」まで

アイキャッチの画像は「サン=ベルナール峠を越えるボナパルト」(ルイ・ダヴィッド)

私の武器は「寛容」だ。
農民たちが求めているのは神だ。
君たち王党派は、孤立し、見捨てられる


30歳の時点ですでにフランスの実質的トップに上り詰める!


エジプト遠征後、ブリュメールのクーデターを経て第1コンスル(統領)となったところからスタート。なんとこの時わずか30歳だった


1話は「サン・ニケーズ通りの暗殺未遂」事件から

暗殺未遂は王党派ブレトン ・シュアンズによって計画されたが、ナポレオンはジャコバン派を弾圧しようとした。



とにかく財政が厳しい状況

そもそもナポレオンが戦争を頑張りすぎてフランスの金が無くなりそうだった

ナポレオンは、フランス大革命の成果を「輸出する」対外戦争を盛んに行い、軍事費の増大のために、支出は増加傾向を示しました。軍事費は年によっては60パーセントに達しました。
大蔵大臣ゴーダンは第一統領時代のナポレオンに塩税及び飲料税の提唱を行いますが、ナポレオンは納税者の間接税に対するアレルギーを考えて退けます。しかしながら、1804年に皇帝となったナポレオンは、その強大な権力に基づき、対英戦の費用調達のための「統合税」名目で飲料税を復活します。当初は低い税率でしたが、1806年、1808年に改正が行われ、かなり重い税が課せられました
逆進性のある間接税を廃止し、直接税により所得の再配分を行うという革命期の税制からは全くかけ離れたものになりました。


さてこの状況でどうやってナポレオンはフランス国民を率いていくのか!?


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