
「ドキュメント・エルサレム」(後編)聖地の和平はなぜ実現できないのか
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023110932964
後編は1967年から2004年までの展開を描く。
アメリカの介入と、シャロンVSアラファトの話を中心に語られる。前半ほどの見ごたえはないが、それでも見る価値は高い。
ちなみにやはりこれを見ても、アメリカという国の異常さがよくわかる。世界はこんな狂った超大国に支配されているのだよね・・・
中東戦争は「周辺国家との戦い」がメイン
この際にイスラエルは東エルサレムを占拠したが、それでも「ハラム=アッシャリーフ(神殿の丘)」の自主管理はアラブ人に任せ、今まで通りの礼拝を認めると約束した。
このときエルサレムは「キリスト教・イスラム教・ユダヤ教」だけでなく「アルメニア人地区」という4つにわかれ、さらに「神殿の丘」地域をアラブ人の管轄とさせた。
・前編でも出たサリー・ヌセイベさんが登場
壁が崩れる前は、親からユダヤ人は悪魔だと教えられていたが、壁が崩れた後、好奇心を持ってユダヤ人に接近し、彼らも人間であると知る。
→それ以降はパレスチナ人国家の建設を目指しつつもユダヤ人との宥和を模索する立場に。
・メロン・ベンベニスティさんも登場
彼らが私達の街に来たのではなく、我々が彼らが住んでいた街に来たという状況だったのです。ですから、パレスチナ人にもユダヤ人たちと同じ権利を与えるべきだと主張したのです(しかし…)
メロンさんはエルサレム市の助役として両者の共存を目指すが、反対派の抵抗を乗り越えられず辞任、独自に作家として共存の道を模索することに。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?