
(自分の感情はともかく)事実関係で嘘つくやつが交じると議論が死ぬので、嘘つきを追い出すまでは議論をしてはいけない
数年前に長谷川豊さんがネットで暴れていた時
この2つが一時的にコンセンサスになりかかった時はちょっと感動したことがある。
「まともに議論をするつもりがなくて議論を荒らすのが目的のやつ」
「議論を有利にするために嘘を使うやつ」
この2者がいる間は議論をしてはいけない。
今から思うと長谷川豊はパブリックエネミーとして人を束ねるという偉業を達成しかかっていたのかもしれない。
でも、あのとき長谷川豊から学んだ教訓を、みんなもう忘れてしまったように思う。
議論というのは「ルールが有るゲーム」だ。なんでも在りのバーリトゥードではない。
私の問題意識は正しい、なので、私の言ってることに難癖をつけるよりも先に、あなたも問題に目を向けなさい、代案がないなら私の主張に賛同しろ。みたいな主張もあるけれど、
野良犬が餓えて人里に降りてこないようにするためにはどうしたらいいだろうか?という問題を会議室に野良犬がいる状況で考えるのは難しい。まずは野良犬を追い払うのが先だろ、と私は思う。
もちろん、追い出した後に我々はちゃんと考えなくてはならない。そうしなければ、第二第三のゴジラ感覚で野良犬がまたやってくる。
そうならないためにも誰も餓えない世界を私たちを目指さなくてはならない、という部分はもちろんあるのだけれど、それを促す野良犬こと議論が深まっ太郎個人が優秀な評価に値する存在であるとは特に思わない。
繰り返しになるが、100点満点のテストで10点分の正解しか書けないやつはテスト前に何日徹夜してようが10点、問題意識への関心の強さは評価の対象にならない。
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