
Photo by
denwa_uranai1
アメリカの財務長官にベッセントさんが指名された件について
財務長官 Secretary of the Treasury
我々からするとイエレンさんはかなり有能だ。
とにかく剛腕というしかなく、何か経済的に混乱が起こると力技でねじ伏せることに定評がある。
イエレンが動き始めるとアメリカの株価の下落が止まるので「イエレン・プット」という言葉が普通に投資家の間で通じるレベルだったりする。パウエルが増大させたボラティリティをこのイエレンさんがなだめるという構図が何度も見られた。
コロナショックの後の対応しかり、地銀ショックの時しかり、イエレンさんが動き始めると跳ね上がっていたVIXも力技で押さえつけられた。シャットダウンも結局回避してきた。
しかし、トランプさんはこのイエレンのことが大嫌いである。
なぜかというと、イエレンさんがトランプの政策を受け入れないから。
これに対して、ベッセントさんはイエレンを批判する立場だった。
財政タカ派であることは間違いない
こういう経緯を理解していると、ベッセントさんは財政に関してはタカ派であることがわかる。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?