
8月SQ以降の株式市場展望①マクロ側
毎月1回だけ書いてる個別株記事です。今回からマクロと個別株で分けて書きます。
前回書いた記事で取り上げた株は最初の1週間くらいは強かったですが、その後流れが変わっちゃって今では悲惨なことになりました……
まぁ株式投資ってのはそんなもんです。物色されるセクターを読み違えたら即座に乗り換えていくってだけのゲーム。
そのあたりについてはこちらの記事でまとめてます。
そんなわけで、今月もめげずに今から来そうな株を考えてメモしておきます。
マクロ
①株価のマイナス要因
・日経平均は27360~27440円の窓を埋めてレンジを下抜けて年初来安値を更新
・52週線も割り込み。
・アメリカ株が上昇トレンド割りこみ
・★★年内テーパリングの可能性が高まりつつある。
・アストラゼネカワクチン接種で問題が発生する危険がある。(モデルナとファイザーと違って、アストラゼネカワクチンはmRNAワクチンではない)
・自粛期間が長すぎたせいで、ついに在庫も需給がひっ迫してきている。
1か月だけの減産ではあるのですが、材料が入手難しくなってきてる。実はオムロンやパナソニックも同じ状態になってる。
・ラムダ株の拡大を抑制できないとまずい。デルタ株と違って無症状者が多く、感染力はデルタ株ほどではないが従来株より高いので拡散を抑制しにくい。
エースツー受容体というのが細胞壁に着いている。それがウイルスが細胞内に侵入するための入り口になっている。その受容体は全体の八割が大腸に集中しているというのが分かっている。だから、トイレのドアのぶや便座が1番危ない。電車の中で気をつけるとしたらつり革や手摺など。
新型コロナは接触感染がメインだから物をさわらないことが大事です。
呼気感染ではないからマスク正義は間違い。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
②株価のポジティブ要素
・日本でもワクチン嫌いが多く、イベルメクチン騒動というバカげた話が盛り上がっているが、「シオノギ製薬」の飲み薬タイプの遺伝子分裂阻害薬が無事に効果が認めらられて承認されればワクチンよりも一気に広まると思われる。
すでに富士フィルム「アビガン」やギリアド社の「レムデシビル」、中外製薬の「カシリビマブ」と「イムデビマブ」が新型コロナ治療薬としてされているが、塩野義製薬の薬は経口で摂取できるうえ、効果が高いと言われている。(まだ第一相だけどね)
少なくともアンジェスのワクチン作る作る詐欺や、イベルメクチンのメタアナリシス狂騒曲で盛り上がるよりは100倍マシ。
相当期待は高く、現時点ですでに株価が大幅に上昇している。一枚くらいは持っておくべきじゃないですかね。
・デルタ株発症のインドではかなり感染が収束しつつある。
・日本株のセクターローテーションが一服しつつあり、値嵩株の売りがそろそろ止まりそうな兆し。
・単純に毎年9月頭あたりからシーズンとして市場に買いが戻ってくる。そこまでにどこまで下げるか。そのあたりでどこから買うかが焦点になる。