変化を楽しむシンプルな生き方

突然だけど、生きるって、シンプルでいいんじゃないかって思うんだ。今日、9/6、地球深部探査船「ちきゅう」が宮城県沖に向けて出航した。3.11発生からおよそ1年後に、震源域の断層掘削調査「JFAST」が実施され、それから12年経って、「JTRACK」がついに始まる。地球規模で動くこのプロジェクトと、俺が今ここで生きていることが、どこかで繋がっている気がするんだ。

13年前に遡る。17歳で、津波や火事、町が崩れていくのを見たんだよ。自然がすべてを飲み込んでいく瞬間を見て、何が本当に大事なのかっていう根本的な部分を突きつけられた。結局、最後に残ったのは、俺自身と今この瞬間だけ。エゴとか物質的なものは、目の前で簡単に消えていく。でもその中で自分は生きていて、呼吸して、何かを感じている。それがリアルな自分だってことに気づいたんだ。

それからは、普通に日常を過ごしてても、どこかで俺、これでいいのかな？って思うことがあった。エゴとか世間の目がちらつくんだけどさ、そこでいつも感じたのは、生きていることそのものがすごい可能性を持ってるってことなんだよ。直感を信じて、自分の内側にある声に従えば、そこから何かが始まるんだ。失敗なんて気にすることじゃない。自然と一緒に流れに身を任せる。それが本当の自由だろ？

人生って、予測できないことばかりで、まるで波みたいなもんだ。科学でもそうだけど、自然の流れや大きな力に抗うことなく、それにうまく乗るってのが、一番効率的なんだよ。エゴにとらわれて、自分の思い通りにしようとするよりも、環境の変化に順応して進むことが大切なんだ。それは生物の進化の過程でも証明されてるよね。

今、俺がこうして好きなことに挑戦できているのも、未来脳を大事にして、積み上げてきた結果だと思うんだ。結局は自分がここにいて、呼吸して、考えてる。それが一番大事なんだって。