平泉寺白山神社
福井県勝山市の平泉寺白山神社を巡りました。歴史はもう古くて、白山信仰の拠点のひとつ。開祖の泰澄大師が、この場所から白山の頂を目指したとか。白山信仰は、いわば山岳信仰のハイブリッドモデルで、山そのものを神聖視し、自然の中に神仏が宿ると考えるのが特徴だ。富士山、立山と並び、日本三大霊山とされる白山。
この神社の存在はnoteを通じて発見しました。誰かは忘れたけど感謝です笑
一の鳥居をくぐった瞬間、空気がガラッと変わった。石と苔が織りなす絶妙なバランスでさ、おいおい、俺、天国に来ちゃったのか?って思うほどの神聖さ。歩いていると、御手洗池(みたらしいけ)に出くわすんだ。泰澄大師を白山へ導いた女神が現れたって言い伝えがあるらしい。これがさ、めちゃくちゃ神秘的。水の色が深緑に見えて、ただの池とは思えない雰囲気。池のほとりで立ち止まって、水面をじっと見つめたけど、夢中になりすぎて写真を撮り忘れちゃった。まあ、そういうのも含めて旅の醍醐味だよね。
そのまま進んで二の鳥居へ。両部鳥居って言って、神仏習合の名残らしい。なんだか、このミックス感、悪くないなって。ニヤリとしちゃう。苔が一面に広がってて、まるで緑のカーペットみたいだ。これ、上でゴロゴロしたら気持ちいいだろうなあ。なんて、つい無邪気な妄想が浮かぶ。もちろん、してません。
で、本殿には伊奘冊尊(いざなみ)が祀られてるんだ。右手の別山社には天忍穂耳尊(あめのおしほみみ)、左手の越南知社(おおなむちしゃ)には大己貴尊(大国主命)がいる。なんていうか、オールスターが勢ぞろいって感じだよね。ちょっと圧倒される。
それにしても、この場所、なんか生命力がハンパない。あの大きな杉が空に向かってグングン伸びていて、頭上を見上げると、自分がすごくちっぽけに感じる。ここで深呼吸すると、胸の中に生きる力が満ちてくる感じがするんだよね。ああ、俺ももっと頑張らなきゃなって、ちょっと真面目モードになっちゃう。
年の瀬も近いし、来年の初詣、どこ行こうかなーって考えてる人もいるよね。縁結びとか、商売繁盛とか、いろんな神様がいるけど、いいご利益をもらいつつも、結局は自分の行動次第ってことだよな。ここで吸った澄んだ空気が、なんだか背中を押してくれるような気がしたんだ。