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634. Candida Auris–Associated Hospitalizations, United States, 2017–2022

Benedict K, Forsberg K, Gold JAW, et al. Candida auris‒Associated Hospitalizations, United States, 2017-2022. Emerg Infect Dis. 2023;29:1485-1487.

Candida aurisの後方視的調査。2017~2022年で合計192件のC. auris感染症(38件[20%]がBSIを伴う)が、42の病院で発生。C. aurisによる入院は主に高齢者(年齢中央値68歳[範囲: 21~89歳])、男性(54%)、非ヒスパニック系白人(60%)で多かった。非ヒスパニック系黒人の患者は、他の人種/民族の患者よりもBSIに罹患する頻度が高かった(39%対29%;p = 0.022)。C. auris陽性は、C. aurisによる血流感染の63%、非血流感染の48%で入院後2日以内に採取された。血液培養からC. aurisが検出された入院患者のうち、58%は別の部位の検体も陽性であった。血液培養以外では、最も一般的な陽性検体は腋窩(38%)および尿(34%)であった。

基礎疾患および合併症は血流感染症と非血流感染症で同等。最も多かったのは敗血症(64%)、糖尿病(55%)、慢性腎疾患(44%)、肺炎(43%)であった。血流感染症では中心静脈カテーテル(CVC)(76% vs 53%;p=0.010)、気管切開(29% vs 12%;p=0.008)の頻度が高かった。エキノキャンディンの使用は、血流感染で頻度が高く症(76% vs 25%)、最初の培養陽性からエキノカンジンの使用までの期間の中央値は2日(四分位範囲1~3日)であった。

ほとんど(75.5%)が集中治療室を経験しており;人工換気は43%、入院期間の中央値は13日(範囲、1〜209日)であった。院内死亡率は21%で、推定粗死亡率は血流感染症で47%、非血流感染症で31%であった。

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