739. Subcutaneous Administration of a Monoclonal Antibody to Prevent Malaria

Kayentao K, Ongoiba A, Preston AC, et al. Subcutaneous Administration of a Monoclonal Antibody to Prevent Malaria. N Engl J Med. 2024 May 2;390(17):1549-1559. doi: 10.1056/NEJMoa2312775. Epub 2024 Apr 26.

マラリアに対するモノクローナル抗体（L9LS）皮下投与の第2相試験（in マリ）。6～10歳の小児が対象に、6ヵ月間のマラリアシーズンにL9LSを皮下投与した場合の安全性と有効性を評価。225人の小児が無作為化され、75人の小児が各群に割り付けられた。P. falciparum感染は150mg群36例（48％）、300mg群30例（40％）、プラセボ群61例（81％）にみられた。P. falciparum感染に対するL9LSの有効性は、プラセボと比較して、150mg投与群で66％、300mg投与群で70％であった。臨床的なマラリアに対する有効性は、150mg投与で67％、300mg投与で77％であった。