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サイゼリヤのコンセプトを現場スタッフのハートに徹底浸透させるためにはどうしたらよいかとケーススタディとして考えてみたハンバーグランチ【食べログに遺された生の記録・マガジン】

2010年11月15日(月曜日)訪問
サイゼリヤ@代々木駅前

近くのTKP代々木ビジネスセンターで13:30からビジネスセミナーに参加。その前の昼食で利用しました。
以前、某TV番組で知ったサイゼリヤのコンセプト、すなわち
うまいものは飽きられる。まずいものは食べてもらえない。だからうちで出すものはまずくないもの。これが一番売れる
という社長の言葉にはとても感銘を受けました。
それからというもの、ある意味畏敬の念をもってサイゼリヤを利用しています。

「お待たせしました」と差し出されたハンバーグランチの風体を見るなり、あたしは、ハ、とかすれた悲鳴のような吐息のような小さな声をおもわずあげてしまいました。(その意味は、あたし一人の胸の中にそっとしまっておきます……)

従業員さんの「おまたせしました熱いので気をつけてくださいご注文は以上でよろしかったでしょうか」の言葉と共に差し出されたハンバーグランチを見てさまざまなことを感じ、考えてしまうこんなあたしの感性は、一緒にいた他の熟女四人のように歓声をあげながらスパゲティだのピザを喰いあさり、もったいないからとドリンクバーで数種類の飲み物をとっかえひっかえ飲むことのできる人たちには永遠にわからないと思うのです。

獣のように本能で肉を喰らい、草を喰らえるのなら、こんな感想は野暮以外のなにものでもないけれど、天の恵みの万物を人の手で調理するからには、そこには必ず調理人のハートが込められているはずだ……
などと余計なことを考えていたら、すっかりハンバーグランチをたいらげていました。
ご馳走様でした。

サイゼリヤ@代々木駅前





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川越つばさ
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