684. Cefepime–Taniborbactam in Complicated Urinary Tract Infection
Wagenlehner FM, Gasink LB, McGovern PC, et al. Cefepime-Taniborbactam in Complicated Urinary Tract Infection. N Engl J Med. 2024;390(7):611-622. doi: 10.1056/NEJMoa2304748.
セフェピム-タニボルバクタムの第3相の二重盲検無作為化試験。複雑性尿路感染症の入院患者でメロペネムと対決。患者661人のうち、436人(66.0%)がITT解析に含まれた。平均年齢は56.2歳で、38.1%が65歳以上だった。57.8%の患者が複雑性尿路感染症、42.2%が急性腎盂腎炎、13.1%が菌血症あり。治療成功は、セフェピム-タニボルバクタム群で70.6%、メロペネム群で58.0%でセフェピム-タニボルバクタムの勝ち。副作用はセフェピム-タニボルバクタム群およびメロペネム群の患者の35.5%および29.0%で発生。重篤な副作用は両群でほぼ同等だった。
また新たなのが出てきたのか、タニボルバクタム。