国の重要文化財 名建築 桑名 六華苑
Wiki より
実業家の2代目諸戸清六の新居として、1911年(明治44年)にジョサイア・コンドルの設計で着工し、
1913年(大正2年)に竣工した。コンドルが設計した現存建造物の大半は東京に集中しており、地方では桑名市のみに現存する
洋館
鹿鳴館の設計で知られるイギリス人建築家ジョサイア・コンドルによる木造2階建てでヴィクトリア朝住宅の様式を基調とした洋館である。外観の特徴として東北の隅に立つ4階建の塔屋や、庭園に面して多角形に張り出した1階のベランダと2階のサンルームがあげられる。コンドルが描いた当初の図面では塔屋は3階建だったが、「揖斐川を見渡せるように」との清六の意向で4階建てに変更された。また、内部のデザインは1階は洋風ながら、2階は洋間に和風の襖が設けられるなど和洋折衷で、押入れの中に収納棚を作り付けるなどの工夫がなされていた。現在、塔屋3・4階は非公開
和館
諸戸家お抱え大工であった伊藤末次郎が棟梁を務めた和館は木造平屋(一部2階建て)であり、洋館の竣工に先立つ1912年(大正元年)に上棟された。当時、洋館と和館を併設する場合、別棟とすることが多かったが、諸戸邸では洋館より広い和館が壁を接して直に接続されており、普段の生活は和館が中心だったという。
周囲を巡るように板廊下が配置され、和館北側の内庭に面する板廊下と各部屋の間には主人と家族、客人が使うための畳廊下が設けられている
2022.11月に訪問
庭園の紅葉の紅葉もすすみ 綺麗でした