ホリエモンの本で言っている事は全て同じ【読めば分かります】
最近、読書週間を再開しました。学生時代には勉強のためや気分転換に読んでいたけど、社会人になってからプログラミングの勉強などで全然時間を割けなかった。
けど、それではいかんなー。と感じ読書のリハビリも兼ねて比較的に読みやすいホリエモンの本を読んだ感想を書いていこうと思います。
ホリエモンの言っている事は昔から変わってなかった
ホリエモンの本を読んだことがある人なら分かると思いますが、本の出版時に世間で起こっている事を取り入れつつも、基本言っている事は全部同じなんです。
■ 幸せのために自分がどうするべきか考えよう
■ 無駄な事、人は自分の人生から除外しよう
■ 自分が好きで楽しい事で武器になる事を考えよう
■ 軸となる教養を身につけよう
■ 行動しよう
もうちょいあると思いますが、基本的にはこの5つくらいかなーと思います。
僕が読んだホリエモンの本は以下ですが、基本は言っていることは同じでした。
・ゼロ
・多動力
・君はどこにでも行ける
・無駄死にしない技術
・ウシジマくん vs ホリエモン 人生はカネじゃない
・ホリエモン×ひろゆき やっぱりヘンだよね
・本音で生きる 1秒も後悔しないで強い生き方
・刑務所いたけど何か質問ある?(これ漫画)
もはや「多動力」の中で言ってしまっていますが、「過去のインタビューやメルマガ、著書でも基本同じ事しか言っていない。質問あるならそこから拾って」(※ホリエモンはライターにインタビューを受けて著書を書いてもらっている)
本当に同じことしか言っていない。
ぶっちゃけ僕のようにホリエモンの本を何冊も買うのはナンセンス。
1冊だけ買って(『多動力』はAmazon Prime会員なら無料なのでオススメ)行動してしまえば他の本は買う必要ない。
■ 幸せのために自分がどうするべきか考えよう
ホリエモンの本の中でよくあるのは、読者自身に問いかける感じ
「今ちゃんと幸せに生きている?」
自分の幸せを妨害してくるのは様々ですが、大体の人であればブラック企業に入っていたり、人間関係に悩まされていたり。
そんなシガラミに囚われている人を対象に「今幸せ? 幸せじゃないなら幸せになるように自分がどうしたいのか考えてみ?」という事を常に問いかけてます。
「シガラミ」という呪縛から解放されるために、脳に植え付けられた鎖を解こうとしてくれます。
大体悩んでいる人は頭が鎖で縛られがち。そこで一旦その鎖を解くために読者自身に「幸せ?」という問いを投げかける事で読者の鎖を解きます。
そこから具体的にどうすればいいのか。何をすればいいのか。を順序立てて説明していくのが基本的な流れ。
■ 無駄な事、人は自分の人生から除外しよう
先ほど、自分の幸せを妨害するものを除外するといった事を書きましたが、何が自分の中で鎖になっているのかをリストアップして、それをいっそ除外しようという事を伝えています。
結果的に言ってしまえば、「自分の時間を搾取してこようとするやつ」が自分の幸せを奪う原因であり、それを排除してしまうのが1番良いというのが本筋。
例としてホリエモンの著書の中でよく例に出すのは以下。
・電話かけてくるやつとは仕事しない
・家事や服選びなどをしない
日常生活を送っている人からすると「は?」って感じですよね。ただ、ホリエモンからすると本当に時間の無駄でストレスが溜まるらしい。
こういったものをリストアップし、自分でやる必要がないように改善したところ以下のようになったとのこと。
・電話かけてくるやつとは仕事しない
→ こっちの都合をガン無視し、時間を使ってこようとするやつだから仕事を断る
・家事や服選びなどしない
・家事
→自分でやる必要がない事なので、他の人に代行サービスに頼む・ホテル暮らしで解決する
・服選びしない
→服を選ぶのが好きな友人に選んでもらう・ZOZOTOWNで一括購入
これはあくまでホリエモンの生活の中で例に挙げたもの。
「自分の生活の中で『自分の時間が持ててない』といったことを考えて原因を探ってみよう。その原因こそが、あなたの人生の幸せを邪魔するものだ。思い切って除外してしまえば良い。そうすればあなたはもっと自由に、幸せになれる。」
上記のようなことを基本的にはずっと言っています。
■ 自分が好きで楽しい事で武器になる事を考えよう
「あなたが今やっている事は楽しいか?」「毎日ワクワクできているか?」という事を常に読者に問いかけてきます。
ホリエモンの著書ではよく「永遠の3歳児のように好奇心を忘れない事」が大切だと言っています。
自分が子供だった頃を想像してみると分かりますが、子供の頃は全てのものに興味を持ち没頭していたはず。
大人に「あれは何?これは何?」と聞きすぎて、呆れられたり怒られてしまったことないですか?
しかし、大人になってみた今「ワクワクする事ってなんだろう」と疑問に思うくらいワクワクが少ない。
だけど、必ずワクワクし楽しいと思えることがあるはず。
それを仕事・武器にしてしまえば人生は幸せになると本では言っています。
例に出して言えばホリエモンはグルメ好き。
わざわざ不味いもの食べたくないらしいです(まあ当たり前だけど)
仕事柄色々な場所にも行くため、ホテル暮らしをしているホリエモンは本当に美味しいお店を探すためにグルメサービス「テリヤキ」を作るなどしています。
一般の人なら例えば、「ゲームが好き」ってことを例に挙げると
■ゲームが好き
・ゲームをやるのが好き
→ゲーム実況者、eSports参入
・ゲームを見るのが好き
→ゲーム関連ライター
・ゲームを作るのが好き
→ゲームクリエイター
極端な例ですが、好きなことを細分化して仕事に直結することを目指せば良いだけのようです。
どの本か忘れましたが(多分、『君たちはどこにでも行ける』)、今の若者たちにありがちな「やりたいことが分からない」といった事も例に出して、自分の好きなものを列挙させる事例がありました。
◇TVが好き
・なんで好きなの?
→ 出ている芸能人が好きだから
・出ている芸能人に会いたくない?
→ 会いたい
・ならTV関係者か、その人に関われる仕事すれば良いじゃん
とりあえずリストアップし、細分化すれば自分の好きな事が見えてくる。その好きなことにサルのように没頭しろと何冊の本でも言っています。
■ 軸となる教養を身につけよう
ホリエモンが言っている「教養」とは学校のテストで良い点を取るとかではなく、自分の軸となるもの。表面的に出ていることではなく、その根まで調べ尽くし本質を見ることこそ教養だと言ってます(違ったらすみません)
気になったことはその歴史やルーツまで、ありとあらゆる事を調べ尽くし本質を理解した後、それが自分の幹となる。(らしい)
幹となる部分があれば時代が変わろうと、それが支えとなりブレることなく、マスコミや民衆に踊らされることも無いそうです。
例えば、『無駄死にしない技術』という本の中でも教養というワードが使われていて、ピロリ菌が題材として扱われていました。
胃癌の原因であるピロリ菌は除去してしまえば発症のリスクがほぼ0%になるそうなのですが、大抵の人はピロリ菌の除去はやっていない。
ピロリ菌が原因であると分かっていれば大抵の人はやるはず。だけど大抵の人は癌の原因が遺伝だったり、タバコだったりといった間違った解釈をしているために検査をやらない。
ここに教養がなき者は痛い目見るぞってことを警告してるように感じました。癌家系であるなら自分が対策をするために、癌などの情報を調べまくるはず。そうすれば、原因などの根に到着が出来ると思われます。
僕が出した例がちょっと悪いかもしれませんが、まあ言っていることはこんな感じです。
■ 行動しよう
本の最後につく言葉は同じで「この本を閉じて行動しよう」
もうホリエモンの本を読んでいるのであれば、具体的にどうするのかは分かるはず。あとはそれを実行するだけ。
これがホリエモンの本の本質であり、ずっと言っていることですね。
なので僕みたいに何冊も買うのはナンセンスなんです。(単純に面白くて読んでしまう)一冊だけ買ってあとは実行するだけなので。
多分、この先出版される本もきっと同じことを言い続けてると思います。
なので、自宅に1冊だけホリエモンの本があるのであればそれで十分です。
たまに頭にシガラミという鎖が巻かれたら読むだけ。
あとはずっと行動するだけですね。
僕ももうおそらく、primereadingに入らない限り読まないと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。