第31回【B2BとB2Cのビジネスの違い】-自力で稼げる自分を創る

B2BとB2Cのビジネスでは大きな違いが
あります。

何でしょうか?

「交渉期間」です。

B2Bは,提案から決定まで多くのプロセス
があります。

提案から決定まで数ヶ月,僕は1年という
異常な長さを経験しました。

感覚的には

「いつも待っている」

「相手に舵を握られている」

状態が常にありました。

また,途中で担当者の人事異動で
待っていたのに,提案自体が「ゼロ」に
なることもしばしば。

ですから「売上げ見込み」は
あまり先読み出来ません。

ブランディングコンサルタントの仕事では
日常的な環境でした。

「疲れました」

やはり「売上げ」は事業というか個人の
場合は「生活の源泉」です。

不安定な状態は「心をすり減らして」
いるので,ストレスの多い生活です。

結果「自分らしく」生活することが
出来ていませんでした。

企業の担当者に「自分を合わせる」こと
は,60歳の時点で「今後」を考えた時に
「違う選択」へつながりました。

B2Bのビジネスは,決まれば金額も大きい
ので,その点は魅力的です。

でも,個人でやる場合は,かなり

「バクチ」的な側面が強いです。

法人側もそれなりに実績がないと
話を聞いてくれないです。

ですから,会社を離れて起業する時は
B2Bのビジネスモデルは,やめた方が
良いかと思います。

また「会社の看板」が外れた時に
それまで付き合ってくれていた会社が
付き合ってくれることは「ほぼない」
です。

当てにしてはいけません。

辞めるまでの仕事の関係を活かして
業務委託とか下請け作業はあるかと
思います。

でも,以前お伝えしましたが,それでは
会社員でいるのと何も変わりません。

企業内起業やVCからの出資を受けることが
出来る場合を除いて,避けたほうが賢明
です。

一方,B2Cのビジネスは「交渉期間」は
ありません。

メルカリやアマゾンにモノを出品して
売ってみるとわかります。

置いておくだけで

「売れる時は一瞬」

です。

「自分の商品」を開発して売れるように
することは,それはそれで大変です。

でも「精神的なストレス」はないです。

「自分らしいビジネス」を開発すれば
「交渉期間」がない売上げを
確保出来ます。

理想は「法人でも需要がある領域」で
ビジネスを開発することです。

B2Cである程度実績が出来れば
法人にも提案が出来ます。

しかしB2Bのビジネスの本質が変わる
わけではありませんので,B2Cで
売上げの基盤を構築してからですね。

要するに「待ち」に対応出来るように
しておくということです。

一点気をつけるべきことがあります。

法人向けに展開しても

「企業に媚びてはいけません」

そうすると,今日お伝えしたように
「自分らしさ」が消えてしまいます。

法人以外の売上げ基盤を持っておけば
「媚びずに」いけます。

自力で稼いでいくには

「仕事を通じて自己実現する」

ことが継続出来るポイントです。

会社を離れることになった場合は
自己実現出来ない仕事を選ぶのは
やめしょう。

なので,会社にいる時に
「しっかりと準備」することです。

さて,今日の質問です。

あなたの「自分らしさ」が発揮出来る
ビジネスはなんですか?

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