三国志の司馬懿仲達
こんばんは。
吉田です。
今回は、三国志の中で一番好きな、司馬懿仲達(以下仲達)について語ります。
仲達について簡単に紹介しますと、魏の国の軍師であり、有名な諸葛亮孔明(以下孔明)のライバルとして知られています。
ただ、残念なことに、「死せる孔明生ける仲達を走らす」の言葉が表すように、孔明に負けた人というイメージがあるんです。
ただ、その言葉のイメージだけで彼の魅力を知らないのは勿体ないと思います。
1.孔明からの評価
さて、仲達をコテンパンにやっつけたと言われている孔明は、仲達をどう見ていたのでしょうか?
まず、孔明が魏の国に攻める準備として、仲達に謀反(裏切り)の疑いをかけて、謹慎させることに成功しています。
最初から警戒していることが分かりますね。
仲達が出て来れない魏を相手に、孔明率いる蜀軍は連戦連勝して、勝利の宴をしていました。
その宴の最中に、「次の戦いでは、司馬懿仲達が出てきます」という報告が来た時に、孔明は焦って杯を落としてしまうというシーンがあります。
しかも、途中で宴を抜けて、仲達への対策を打つという徹底ぶりでした。
このように、孔明は仲達を高く評価していて、大いに警戒していたのです。
2.仲達の功績
仲達の功績は、それはもう沢山あるのですが、今回は前述した謹慎が解けた後の戦いを見てみましょう。
謹慎が解けた仲達は、まず魏の国で謀反を企てていた孟達を討つために軍を起こします。
この孟達の謀反が成功すると、魏の国は孔明と孟達に挟み撃ちされてしまうので、仲達は急ぎ軍を進めて、孟達の討伐に成功しました。
急ぐ為に、寄るべき朝廷に向かわず直接に孟達の元へ向かい、兵が集まるのを待たず、進みながら軍を大きくしたと言われています。
形式に捉われず、やるべきことをやるのは、カッコいいですよね。
まだまだ語り足りないのですが、長くなっちゃいますので、今回はこの辺で。