まごころ料理
自宅で療養している中で、規則正しい生活を心がけるようにお医者さんからも言われてはいるのだが、やはり早朝から昼にかけては身も心も不調のため朝食を摂れないことがほとんど。昼は、平日は毎日、保育園に仕事に出ている妻が前の日の残りを一工夫してくれて作り置きしてくれているものをレンジで温めていただいている。
前の晩の残りがないときには1から手作りしてくれている。うちの奥さんは巷のレストランや食堂でも見かけないオリジナリティーあふれる料理創りが得意だ。最近でこそクックパットを見て作る機会も出てきたようではあるが、家にある材料を見てひらめきで作る天才である。ただ、味付けなど全く同じものはおそらく二度は作れないとは思う…
今日のお昼は、「かに玉サンド」食パンの上にふわふわ玉子とカニ風味かまぼことほうれん草を合わせて炒めたものだ。かに玉をパンにのせて食すのは初めての気がする。一口ほうばるとなんともいえずだしの風味とカニカマと玉子とほうれん草の味が混然一体になり口に広がり、塩気もものすごくよい塩梅だった。見た目は御覧の通り⁈だが、最高においしい昼食だった。
うつになってからというものお腹もすいたのか、すいていないのかすら感じず、食べても味気なくただ食べ、ときに吐き気を催していた6月に比べ、少しずつ食事の味を味わうことができるようになってきた。
これも昼夜と真心こめて食事を作ってくれている妻のおかげだと感謝している今日この頃です。
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