星々文芸博に行ってきました
7月14日(日)に開催された「星々文芸博」に行ってきました。
marmaladeさん&geekさんという超豪華なお二人と!
先日の「すまスパ」のご縁で、marmaladeさんにお誘いいただきました。
前回の文学フリマでは「店主」でしたが、今回は「お客」です。
「星々文芸博」には、福島太郎さんがいらっしゃるというのをnoteやXで見たのでのです。しかも、ウミネコさんのお隣のブース、というではありませんか。
行きたいなあ、と思いました。なぜなら、文学フリマのときにブースに来ていただいたのに、私がブースを訪ねたときはもうお帰りになったあとで、残念ながら会うことができなかったため、次回そういう機会があれば、と思っていたからです。
これはチャンスです。大チャンス。
とはいえ、お天気もぐずぐずしていましたし、marmaladeさんに誘っていただくまで、「行けたら行きたい、けど」というかなり消極的な希望に留まっていました。でも、誘っていただいて俄然、行く気になりました。やはりどなたか旅の道連れがいるというのは心強いものです。
marmaladeさんは他にも何人かの方をお誘いしたとのことでしたが、ご都合が悪い方もいらっしゃったようです。それでも短い時間でしたがramさんと志麻さんにお会いすることが出来ました(ramさんのおうち型バッグと羊毛フェルトをこの目で見た!)。
実は私、文学フリマの時はかなりテンパっていたもので、当日ramさんと志麻さんにお会いしていたのに、marmaladeさんに初対面だと思います、なんて申し上げてしまい、申し訳なかったです。お会いしてお話したら、記憶がよみがえりました!あの節は、ブースに来ていただいて、本当にありがとうございました✨
geekさんともゆっくりお話ししてみたいと願っていたので、願いが叶いました。geekさん、遅れて来た私に(神保町に寄ったのでちょっと遅れてしまったのです)、あれこれと気を使ってくださいました。geekさんの秘密もちょっとだけ聞けて、嬉しかったです!
会場のある駅前の某カフェで少しお話した後(なんでnoteで知り合った方とはいつまでもいつまでもお話していられるのでしょう??)、おふたりと一緒に会場へ。
「星々文芸博」の会場は、文学フリマの、第二会場のそのまた半分くらいの広さの会場でした。
福島さんとウミネコさんのブースはすぐ見つかって、少しお話して、私は目当ての『銀山町妖精奇譚』と『黒田製作所物語』を購入しました。
昨日不整脈が出たという記事を読んだばかりだったので、福島さんの体調が心配でした・・・
それから、ウミネコさんのところで、ウミネコ雑誌No.2と、月山六太さんの『花屋の葉子さんとシークレットガーデン』を購入。これで私は、これまで出ているウミネコmini文庫、コンプリートです。うっしっし。
そのお隣は存じ上げない方だったのですが、福島太郎さんとウミネコさんのブースのお隣で、しかもそこでブースが終わりと言う行き止まりブース。
文学フリマのとき、ウミネコさんとさわきさんのブースは全くお客さんが途切れることはなかったし、私のところにもだいぶ来てくれたのだけど、それでもお隣が賑やかなときのその隣のブースのちょっとした寂しさを知ってしまっただけに、どうしてもそのまま立ち去れず、ご本を購入させていただきました。
最初は「このブースの位置、ぼっち参戦には寂しいかも。私もだったからわかる~」くらいの気持ちでの購入だったのですが、家に帰って読み始めたらめっちゃ面白い。「影猫とピアノ」ブースの北西時雨さん、『死神の仕事』面白かったです!こんな出会いもあるんだなあ、と思いました。
その後、marmaladeさんが、「なんかね、穂音さんが、私にぴったりのブースがあるから行ってみて~と教えてくれたところがあるの」と連れて行ってくださったブースが、「日々図案室」さんの「ParkSideBooks」ブース。
到着してすぐ、marmaladeさんが「うわ~、わたしこの世界、大好きだわ!どうしよう~、何にしよう~、迷う~」と目をキラキラさせていました。
確かに―――
確かに。もう、これが!
私のハートをも射抜くデザインのブースで!!
突然目が輝きだし「こ、これはどこで作ったのですか?」「これはどうやって?おひとりで?」「うわ~、すごい~」「え、これも自分で印刷して、カットされたのですかあっ⁉」と止まらなくなった私を、marmaladeさんが「ほらね~?みらいさんもぜーったい、好きだと思ったのよ、わたし」と笑い、geekさんは「何が起こった?」と若干引き気味に見守ってくださいました。
結局後から、穂音さんを通じて、印刷屋さんを教えていただいたりしました。なんとまた、相変わらず、ずうずうしい私です。笑
日々図案室さん、ありがとうございます!!
持ち帰った手作り本は、まさに「手作り」。でも超~完成度が高くて、本当に驚きました。素晴らしいです!
私は『おやつばなし5 甘味処綿貫』という本を買ったのですが、ええ。わかってます。大事なのは、本で紹介されている通りに「たいやき」を作ることだって。でも、シロクマさんやカワウソさんや、いろんな動物たちが出てきてたいやきができあがる可愛らしいお話に、ああっ!たいやきが食べたいよぅ!誰か作ってくれないかなあ!と思ったことは秘密にしておきます。
きっと、プリンの本を買ったgeekさんは、間違いなくプリンを作ると思います。
あっという間の時間でしたが、充実した「星々文芸博」でした。別会場では140文字小説コンテストをやっていたり、ワークショップなども開かれ、文学フリマに比べて、長編小説などの文芸作品よりも、イラストやクラフト系のブースが多かったように思いました。会場によって、主催者さんによって、特色があるんですね。
改めまして、marmaladeさん、geekさん、ramさん、志麻さん、ぼんらじさん、福島太郎さん、日々図案室さん。
楽しかったです!
ありがとうございました。
帰り、marmaladeさんとなんだかしみじみとお話して、離れがたくなってしまいました。穂音さんといい、marmaladeさんといい、どうしてこんなにずっとお話していたい、と思ってしまうんでしょう。不思議です。
帰宅してから、今日であった本たちを広げて、ニヤニヤしました。
神保町には、新しい本を搬入しました。
『他人のそら似』と『ナユタ』です。
『他人のそら似』は次の日に売れてしまったので、近々また搬入します!みなさま、こちらもどうぞ、よろしくお願いします。
オンラインで購入できます♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?