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WEBリニューアル、そして
このたび、気になっていたのだがなかなか手をつけられていなかった「みらっちWEB」の大改装をした(あ、良かったら覗いてみてくださいね。みらっち&吉穂のクリエイターページの冒頭自己紹介欄にURLがあります)。
もともと、ロマンサーの下書き公開機能を使って、ネット上で自分の作品を発表するために始めたWEBサイト。
実際は、CanvaのHP上でロマンサーを起動するととても重く、サクサク読むことができなかったし、読んでくれる人もとても少なかった。
そのうちに作品を自作文庫化することになり、さらにはそれを吉穂堂で販売できるようになったため、WEBで作品を発表する必要性が薄れてきてしまった。
現在WEBでは、1週間に一度「みらっちのひとりごと」というエッセイコーナーを更新し、毎週金曜日に配信する「公式メッセージ」で更新のお知らせをしている。このエッセイコーナーは楽しみにしてくれている方が多くて、普段noteを読まない非noteユーザーの方も、公式の方からやWEBのコメントからお返事のメッセージをくれたりする。
プロフィールやこの「ひとりごと」エッセイだけは当初から変わらないのだが、そのほかのページは、相当な紆余曲折を経て変わってきている。
まず、WEBは自分の作品を紹介する重要なツールだと思っていたので、これまでは作品紹介の部分にかなりのページを割いていた。
実は私の過去作品は数が多い。そのため、そのページがどうしても煩雑になってしまう。試行錯誤しながら、リスト形式の作品紹介に落ち着いていた。
つぎに、小説の世界観についての説明が欲しいという声をあちこちから受け、世界観の説明にもページを費やしていた。
わかって欲しいと思えば思うほど説明が細かくなっていき、正直どういった説明なら「ちょうどいい」のかわからなくなってきていたのは確か。どうも、アクセルをふかせ過ぎていた感がある。
先週、一度「WEBを改装しました!」と公式のみなさんに告知したのだが、それを読んだサトちゃんから、
スマホでWEBを読むには、画面が細かすぎる――
との、指摘があった。
正直、めっちゃ頑張ったのだが(笑)、頑張りすぎてかえってわかりづらくなっていたらしい。
そんなわけで、今回、過去作品の部分と世界観の説明は、思い切って全部無くすことにした。
文庫本の中に登場人物の説明などを載せることができるようになってきたし、これもWEBでやる必要はないかもしれないとの判断だ。
また、これから5月の文フリに向け、なんらかの冊子にすることで、そのあたりをカバーできるかもしれない、という思惑もある。
すっきりしたWEBにしたくなった。
とはいえ、自分の作品と結びついていないとなんのためのWEBかわからなない。悩んだ結果、吉穂堂をメインにして、noteと吉穂堂を中継する存在としてWEBを位置づけることにした。
考えてみれば、吉穂堂が存在する限り、PASSAGEの店舗サイトもあるのだった。そこでは本ごとに説明を書くことができるし、それを利用しない手はない(今はほとんど利用できていない)。
🪼🪼🪼
このごろ、不思議な現象が起きている。
これまでの吉穂堂のお客様はほぼ100%、リアルかnoteで知り合った方々だった。
ところが今月に入ってから「購入してくださったのが誰か本当にわからない」という状況が発生している。
後から「ふふ。実は『白熊と光』を買ってしまいました」とDMなどで連絡をもらったり、noteで吉穂堂のことを記事にしていただいたりして、誰の手元に届いたのかは、ほぼほぼ、把握できていたのだが、突如、「本当に見も知らぬ誰かが買ってくれている」という状況が生まれるに至り、実はちょっと焦っている。
本音を言えば、舞い上がって踊り出しそうなほど、嬉しすぎる状況だ。
本屋で大々的に売り出していながらどうかと思うが、こんなこと、実は想像もしていなかった。私の作品が「ふらっと買われる」ようなものだと、思っていなかったのだ。
だからこそ、マズい、と思った。
noteやXなどでお知り合いの方は、私の投稿から、文庫がどんなものか、内容や出来上がった事情など、わかってくださっている方がほとんどだろうと思う。だからまあ、吉穂堂はnoteやXと連動した、知り合いメインな感じで運営していくんだろうなと勝手に思っていた。
問題は、お店に入って「この表紙ちょっと好みかも」なんて思ってご購入くださったのに、それが「シリーズの第五巻」だったりしたら、それは私とその方との出会いとして、どうだろう、ということなのだ。
これって1巻完結ではないの?続き物?最初はどれ?
――ということに、直面してしまう!
もちろん、いちおう、帯などに「第〇巻」と書かれてはいる。
小さな字で。
吉穂堂に、案内を置かなければならない。
それも早急に、だ。
あまりに小さな棚で、ポスターなどを貼り付けるわけにもいかない。今は、「アングル大通り14番地」の札の下に、私の公式やWEBなどのQRコートを貼り付けているのだが、そんな細かい案内では、手に取った時にわからない。
正直、どうしたらいいものか、さっぱりわからないでいる。
私は今、文庫化だけで相当手いっぱいになっていて、週に1度のシロクマ文芸部だけが創作の癒し。それ以外の時間はやったこともなければ苦手極まりない「本づくり」「運営」「宣伝」みたいなことに多くの時間が割かれ、結構煮詰まっている。
作品には吉穂堂で触れていただくという趣旨のWEBを作っているのに、その当の吉穂堂で、作品の紹介ができていない、というこの状況。
あなたがプロデューサーなら、どう、判断されるだろうか。
手書きPOP?
こういう時こそ豆本を作って店に置いとく??
ああ~
どうかおらにアイディアをわけてくれー―!
近日中に吉穂堂に向かう予定なので、その時にできるなんらかの対策のアイディアがあれば・・・応急処置的に・・・
please help me・・・