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ローカルコミュニティーは社会の縮図


さつき書道会は、書道を通して「創造的な地域教育の可能性」を探っています。なのでよくある「単なる字を上手くさせる」だけの教室ではなく、人間性を育むために、「日頃のお稽古+四季の行事」が組み込まれ、手足を使ったプログラムが用意されています。

今月は「餅つきと豚汁DAY」

みんなの縁がわさんで、さつき書道会の生徒さんやこども会のご家族、近所のおばあちゃんたちなど地域の方々みんなあわせて、老若男女、総勢約130名の会が行われました。

人は人によって磨かれる
大人やこどもは、学年、年齢、身分立場に関係なく、譲り合いながらお餅ついたり、食べたり、遊んだり、時には協力しあって準備や片づけがはじまります。

餅つきを通して様々な垣根なくコミュニケーションが生まれ、おとなが、子どもに餅つきを教えることで文化の継承が出来ています。こどもたちも実際に手足を動かすことで眠っていたアナログ力が目覚めます。

たかが餅つきというなかれ
たかが餅つきですが、教育的観点からすると
こういったイベントを通して「人がでます」
意欲的に取り組む子もいれば、遊んでばかりの子もいます。わからないなりにやり方を熱心に学ぼうとしている子もいます。出来ない子にお世話する子もいれば、お世話される子もいます。

それは良きも悪いも人間社会の縮図があるような気がします。会社や組織やコミュニティーには様々な方がいます。
勉強が出来るとか出来ないとかではなく、大人になった時「どんな大人になってたいのか」を考えることはこの時代において大切なような気がしました。


大きなことでなくとも、小さなことでも人の役に立つことのできる精神性を育んでもらいたい。それがやがて地域や社会のためになる。

そんな考え方を大事にそだっていってもらいたいと思います。



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