障子の張り替え
人生初の障子の張り替えをしました。
初めてにしては上々の仕上がり。
それにしても古い建具の和紙を
取るのがとてもめんどうでした。
なぜなら、ずいぶん昔に
途中で剥がれた箇所をセロテープや
ガムテープ、両面テープで補強してあった為。
かなり長い年月が経っているので
それが劣化して布ガムテープは
カチカチに固まって
プラスチックみたいになっている。
取り除くのにとても難儀します。
いぜん、仏像の修復をしている人に
話を伺ったのですが
仏像はまた修理することを前提に修復するので
剥がれやすく、取れやすい素材を使っていると。
平安時代などの仏像もその永い年月の間、
幾度となく修復を重ねるのですが
江戸時代の修復はかなり程度が悪いらしく
素材も悪ければ手の入れ方も雑だったようです。
もちろん全てという訳ではないと思いますが。
勝手なイメージで昔の人はみんな
丁寧な仕事をしていると思い込んでしました。
とりあえず木製の建具とか柱に
テープ類を貼るのは本当にやめよう。
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