9話-なんで病〜誰でも出来ることをただしてきただけ
初のインターハイに向けて、中国大会に挑む前と同様に毎日練習した。
学校、バイト、ジムの繰り返しだ。
家に帰ってからもボクシングノートは必須で書いていた。
その時に思った。
俺は勉強できねーし、ろくにノートを書いたことないのに、
何でボクシングノートを書いてるんだ?
その時に気がついた。
俺はなぜそれをするのかの目的がわからないとしたくないのだ。
勉強もそうだった。
何で勉強しないといけないのかなって思ってた。
ただただサッカーが大好きで、ボールさえ蹴れれば何でもいいぐらいに思っていた。
そう考えると最近の若い世代は非常に頭がいい。
最近の若者は。という言葉を聞くけど、
最近の若者は優秀だ。俺より頭がいい。
えっ当たり前?笑
本当に勉強できなかったからなー
何でかわからないと納得できなので、
(ー2)×(ー2)=4の意味がわからなかった。
何でマイナスなのに、プラスになるかわからないって。
中学校の時に
先生教えてくれ!って言ったら
マイナスとマイナスは×とプラスになるって決まってるんだよ
いや、くそ意味わかんねぇ笑
意味も伝えることができないことを学んでも時間の無駄だと判断し、
その日から数学は一切することをやめた笑
そんなのだ、長尾は
想像を絶するぐらいの
”何で病”なのだ。
なんで
なんで
なんで
なんで
なんで
なんで
小さい頃のまま、そのままデカくなった感じだね。
こりゃあまー大変な長尾だぜ笑
なので、”なんで”さえわかれば長尾は実行する。
1番危険なのは
みんながそうだから、俺も…
という思考だ。
ボクシングという競技は基本がある。
基本ができれば、ルール範囲内であれば何してもいいのがボクシングだ。
空手とかは絶対の正解があるイメージがある。
しかしボクシングは時間内に相手を倒せばいいのだ。
ただ基本の構えは非常に理にかなっていてある程度のレベルに行くまでは
基本の構えが非常に有利になる。
だから基本の構えや、足の動きはめちゃくちゃ大事になる。
だから地味だけど、基本の構えと足の運びを練習して今より
カッコよくなろうぜ
そして基本動作を忘れないようにノートに書く事をオススメする。
次の話は
ボクシングノートの内容を話そうと思いますー
みんなみんな強くあれーーー!