近藤嘉宏
デビュー25周年を記念して、これまでの演奏からいくつかをご紹介します。
音楽の感じ方や演奏への向き合い方、楽器の特質を最大限に活かすための演奏法、またそのための感覚や技術をどう磨いていくべきかなど、ピアノにまつわる様々な要素を解き明かしていきます。
ショパンのエチュード集Op.10&25について、技術と表現の両面から演奏法を弾きながら解説していきます。タッチの種類、音色やニュアンスの醸し方など、一曲一曲の中で多彩な表現を実現していくことを目指します。機械的なエチュードにならないためには、柔軟な発想に立脚したアプローチが必要です。
J.S.バッハのインヴェンション全15曲について、一曲ずつ演奏上の注意点を弾きながら解説し、最後に模範演奏を収録しています。
J.S.バッハ及びC.P.E.バッハの小品について、演奏上の注意点を弾きながら解説。最後に模範演奏を収録しています。
購入後に全編(36:07)を視聴することができます。
ピアノを弾く時にペダルの存在は欠かせない。ペダルの使用によって様々な表現が可能になるからだ。音が延びる、ハーモニーが豊かになるといった効果は最も基本的なもので、ペダルの持つ多彩な働きをごく一部の側面から捉えたに過ぎない。実際のところペダルを踏むことでしか実現できない表現というのは無数にあり、それらの実現のためにはペダルの特質というものを深く知っておくことが大切になってくる。
その名の通り踏めば音色がソフト、マイルドになるソフトペダル。このペダルは様々な表現に活用できる。効果的に使用することができれば、表現の可能性が広がり、より幅広い多彩な音楽を奏でることができる。ソフトペダルに何を求め、どう使うのが適切なのか。 ソフトペダルに関しては誤解も少なくない。例えば「ソフトペダルは弱音ペダルであり、弱音を出せない人が頼るものだから、あまり使わない方が良い」などと言う人もいる。けれどもそれは間違った認識である。ソフトペダルは基本的に音色を変化させることを
購入後に全編(29:28)を視聴することができます。
表現時にテンポやリズムを自分の意思で動かしていくルバート。演奏のクオリティを大きく作用する要素の一つである。しかしどこでどのように用いるか、これといった決まりがあるわけではない。実はルバートというものは一般的に考えられているよりももっと深い意味を持ち、重要な役割を担っているのだ。 ルバートは音楽上に「揺れ」を生む。そしてその揺れは繊細な表情や洗練された美しさ、高揚感などを醸し出す。また硬直感、字余り感、字足らず感などを解消し、自然で滑らかな流れを作り出してくれる。ただ注
購入後に全編(34:20)を視聴することができます。
このたび、ショパンのエチュード作品10と25の全曲について、演奏上の注意点を弾きながら解説していく音声noteを完結しました。 ショパンのエチュードには、各々の曲で課題となる動きを頭から終わりまでひたすら弾き続けるものが多いのですが、この同じ動きの連続の中で音楽の表情を決して倦怠させてはなりません。メカニックの技術がとてもよくできていても、それだけでは鑑賞に耐えうるものにならないのがショパンのエチュード。多彩な表情と振れ幅の大きな感情、そして微妙かつ細やかな内面…それらの
購入後に全編(37:30)を視聴することができます。
購入後に全編(38:09)を視聴することができます。
購入後に全編(34:02)を視聴することができます。
購入後に全編(28:10)を視聴することができます。
購入後に全編(36:05)を視聴することができます。
購入後に全編(29:17)を視聴することができます。
購入後に全編(38:24)を視聴することができます。
購入後に全編(35:56)を視聴することができます。
購入後に全編(27:40)を視聴することができます。