見えないボールでのキャッチボール-亀海喜寛の“解なき最終解答”
我々に視力が正常にあれば、普段の生活の中で身近にある"ボール”は自分自身の目で見える。
そのボールを掴み、投げるとする。
様々な大きさや重さのボールを幼少期からキャッチボールなどをしているからこそ、これぐらいの重さなら、これぐらいの大きさなら、これぐらいの力と投げ方でどこら辺に飛んで行くか、などとわかる。
そして投げられた方も、飛んで来るボールの速度と角度を目で確認し、到達点を予測しつつ、手を差し出しキャッチする。
これが、例えばこの世のボール全てが目に見えなければ、まずはそ