だいぶnote書くことが出来ていなかったので、反省と共に復活しました。
少し前のnoteで私自身の異動に関して記載をしましたが、その時の経緯なんかを記載して、今後の自分自身のキャリアに関しても整理する機会にしようと思います。また他の、社内異動をしたいと考えている人へのアドバイスに少しでもなればと思います。
私自身は、2017年9月から2年の任期でANAさんとのJoint Ventureに出向しており、任期満了時期は2019年8月を予定しておりました。
▼2019年5月
任期満了時期も見据えて、自分自身がやりたい事業を社内で模索していました。いわゆる自分探しみたいな感じですね。
自己分析などもこの際に再度やってみて、キャリアパスの軸の確認もしてました。自分自身の軸は「社会に影響を与える」と「楽しい事」の2軸です。
社会に影響を与えることができる会社だと信じて、楽天に入りました。
社会に影響を与えることができる職種だと信じて、ホテル旅館さん向けのコンサルティング営業職に従事しました。関連会社のJVの取締役に従事しました。
どのキャリアもやって非常に勉強になりました。どれも自分自身の成長をさらにdriveさせてくれました。
そして今後やりたいなと思ったスキルセットとして、「事業開発」をしてみたいと感じるようになりました。
ずっと5を7とか10にするスケールさせる仕事はしてきましたが、0から1を作る事業を立ち上げるということは全くしたことがなかったので、そこへの憧れがありました。
MBAを取った同期が起業している話を聞くと、自分自身の焦りや劣等感を感じることもありました。
自分としても事業を立ち上げることをしてみたいと思うようになり、まずは楽天という会社にいながら事業開発をやりたいと、今回の異動時にリクエストしてみようと考えました。
人事部長にも自分の考えなどを相談しながら、楽天内に今ある事業を見て探していた時に、新しいビジネスの「ドローン・UGV」というものを知る機会がありました。
全く新しい領域で規制も様々な中、人口減少していく社会の生産性向上という社会課題解決方法をうたう、素晴らしい事業があることを知りました。
また、まだまだマネタイズする種が少ないということもあり、事業開発の機会も多いのではないかと思い、日に日に「自分がやってみたい!」と考えるようになりました。
▼2019年6月
そこで、その事業の役員や事業長にいきなりメール送って、「俺はこんなやつです!めっちゃやりたいから異動させてください!!」って伝えてみました。w
いろんな人にも、ドローンビジネスに異動したいという熱意と相談をしてみました。いろんな人が協力してくれて、またメールを送った先の事業長からも好印象を持ってもらい、ランチMTGなどしながら様々な話を伺うことができました。
その事業長の一番印象深かったのは、目を輝かせながら「仕事めちゃ忙しいけど、めちゃくちゃ楽しい!!!!」って真剣に答えてたことです。
なんかこの感じ、久しぶりだなと思ってすごく感動しました。ますます一緒に働きたいと思うようになりました。
▼2019年7月
10月くらいからジョインできる流れで考えていきましょうと話をしており、それを今の自分の上司である部長に相談しようとしたところ、逆に私の異動先を伝えられました。w まさかのカウンターパンチwww しかも任期が1ヶ月短くなるという謎の辞令。w
行き先は「トラベル国際DP・Air事業」ということだったので、今までやってた仕事を国内から国際に広げるということだとは理解したのですが、新しいチャレンジをしたいと考えてた自分として、すごく悩みました。トラベルから出たいと話してた部長・人事部長に対してもただただ失望もしました。
そこからいろんな人にも相談し、また異動先の国際の副部長とも面談をしました。国際の副部長は非常に聡明な方で、思ってたよりも好印象な方でした。
そして彼からは「君にはめちゃくちゃきてほしいけど、最後は自分がやりたいかどうかで判断してほしい」と、私の意思を尊重してくれるという言い方をしてくれました。
その後、自分の思考整理のために、下記のように自分としてやりたいことや学べることを記載してみました。誤字脱字失礼。。。
▼2019年7月末近く
その上で、人事部長には「ドローンで新しいチャレンジがしたい」とだけ伝えました。ただ結局何も現実は変わらず、国際への異動人事発令が出ることが確定したようだったので、その後それを了承をする旨で人事部長と面談しました。
▼2019年7月30日
私の「トラベル国際DP・Air事業」の辞令が発表される。
▼所感
今回色んな方々と相談し承認を得ながら、人事部長にも相談しながら進めたのに、なぜ成就しなかったのかを整理してみました。
・異動元部長:◯ 任期満了で西田が抜けるのは確定していたため、関係ない
・国際部長:△ 来て欲しいが、本人の意思尊重
・ドローン事業部長:◯ ウェルカム
・トラベル人事部長:×
なぜトラベル人事部長が承認しなかったのかなと考えましたが、一番大きかったのは組織の人事稟議に関するスケジュールに沿って私が話を進められていなかったからだと思います。
大きな組織になってきてたので、その人事稟議が半年前にある程度固まっており、それを動かすことのコストが高くなった段階で私が具体的な話を持って行ったということなのだと思います。
例えるなら、商品をベルトコンベアに載せてずっときていて、出荷直前に差し替え依頼をしたような感じですかね。w まぁ通したくないわなと。w
▼私のように自ら希望する部署へ異動をしたい人(かつ揉めたくない人)へのアドバイス
・人事異動におけるタイムスケジュールを把握する
・人事稟議における登場人物を把握する
・まず1年前くらいから動き出す
・半年前までには関係者全員に共有できている状態にする
この辺が重要かと思います。これを読んだ人が少しでも希望の部署に行けると良いですね。
もちろん、希望した異動先がご自身の成長に寄与するか、実情がどれほど異なるかなどはあるので、結局は行った先で頑張るだけなんですけどね。w
私自身も前を向いて、とはいえやりたいことができるように今回の教訓を生かしながら、国際をやりつつドローンへの道は引き続き探ろうと思います。w
※国際に行きたくないとかでは全くないので、念のため。
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