ハートをぶち抜くひとこと
先週は出張で1週間近く家を空けていたので、帰ってきた翌日は仕事を休みにして1日息子と遊びました。
と言っても何か特別な場所に出かけるわけでもなく。
ただただ、いつもの公園で遊び、家の中でレゴやらボール遊びやらをし、近所のスーパーに買い物に行き…
ただただ、そんな日常を噛みしめる1日。
*
2歳半の息子と二人で散歩中のこと。
紐の先に小さなレゴのパーツを養生テープでくくりつけて「これはコロンちゃん※」と言いながらズリズリとそれを引きずって歩く息子の後について歩いていた。
※コロンちゃんとは、実家で飼っている犬(ミニチュアダックスフント)のこと。紐を引っ張って散歩しているつもりらしい。
何やら鼻歌らしきものを歌いながら犬の散歩ごっこを楽しんでいる息子がふと僕の方を振り返り、
「父ちゃん、みーちゃんのこと大すき?」
と聞いてくる。(みーちゃんとは息子のこと)
僕は確かにそう聞き取れたけど、ついもう1回聞きたくて、聞こえなかったふりをして「なんて言ったの?」と尋ねる。
「みーちゃんのこと大すき?」
と息子は言う。
昔。はるか昔。お付き合いしていた彼女から「私のこと好き?」と唐突に聞かれたことがあったっけ。
その時なんて返したかは覚えてないけど、同じ言葉でも発する人によってこんなにも感じ方が違うものかと。
改めて思ったのでした。
そして、息子が発する「大すき?」ほどハートをぶち抜く威力を持った言葉はないなと思った父でしたw
もちろん今度はちゃんと聞き取った僕は、「しゅきしゅき大しゅき!」と息子に頬ずりしたのはご想像の通りです。
(恋人が言う「好き?」とは意味が違うと思うので比べるものでもないのだけれど)
息子に負けない“ハートをぶち抜く威力のある言葉”を、僕も誰かに届けられたらなぁと思う今日この頃です。
このnoteは、日々の暮らしのことや、小さな気づき・学びを綴っています。僕の日常のひとコマがあなたの行動のきっかけになれば嬉しく思います。
この記事の表紙画像は autumnsgoddess0によるPixabayからの画像 からお借りしました。ありがとうございます。
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